【MLB】猛抗議で“指揮官退場”のドジャース、逆転負けで危険水域「3ゲーム差」 パドレス、Dバックスが4連勝

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】猛抗議で“指揮官退場”のドジャース、逆転負けで危険水域「3ゲーム差」 パドレス、Dバックスが4連勝
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(C)Getty Images

ナ・リーグ西地区首位のドジャースは7日(日本時間8日)、本拠地でのフィリーズ戦に4-9で敗戦。2位パドレスダイヤモンドバックスが4連勝で、3ゲーム差まで接近。いよいよ、地区優勝争いがわからなくなってきた。

この試合「1番DH」で先発出場した大谷翔平投手は、5打数無安打だった。

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■走塁妨害が勝敗の分かれ目に

試合はドジャース1点ビハインドの1回裏、フレディ・フリーマン内野手の同点適時打、ミゲル・ロハス内野手の一打で勝ち越し。続く2回裏にもフリーマンの適時打でリードを広げた。

先発ギャビン・ストーン投手が4回2/3を3失点と辛くもリードを保ったが、ここからブルペン陣が耐え切れず。6回表に、2番手アレックス・ベシア、3番手ジョー・ケリー投手が捕まり一挙5点を失った。 

勝敗を分けたのがドジャース1点リードの6回表、無死二塁でのワンプレー。三塁線へのバントを処理したE・ヘルナンデス内野手が三塁へ送球。ベースカバーで入った遊撃手のロハスが走者にタッチするも、走塁妨害でセーフの判定。ベンチから飛び出したデーブ・ロバーツ監督が猛抗議を見せたが、判定は変わらず。直後に退場処分となった。その後マウンドへ上がったケリーが、この日3本塁打7打点のカイル・シュワーバー外野手に痛恨の3ランを被弾した。

ドジャースは4-9で試合に敗れ、これで66勝49敗。ナ・リーグ西地区首位には留まっているものの、2位のパドレスとダイヤモンドバックスがともに4連勝。ついにゲーム差が3に縮まり、地区優勝のゆくえが全く見えなくなってきた。今月強豪との対戦が続くドジャースが、正念場を迎えている。

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