ヤンキースのフアン・ソト外野手は13日(日本時間14日)、敵地で行われたホワイトソックス戦に「2番右翼」で先発出場。3打席連続ホームランを放った。
今季からヤンキースに加入し圧巻の活躍を見せるスラッガーに対して、MLB公式も評価を与えている。
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■25歳時点で23度目のマルチ本塁打
アーロン・ジャッジ外野手とともにヤンキースをけん引するソトが離れ業を見せた。
まずは3回に迎えた第2打席。1死二塁から相手先発ジョナサン・キャノン投手の3球目のシンカーを捉え、左翼スタンドへ103.9マイル(約167.2キロ)の31号2ランを放つ。さらに、無死走者なしで迎えた5回の第3打席でもキャノンの投じた5球目のカットボールを今度は110.4マイル(約177.7キロ)で左中間へ32号ソロとなる。
ソトの猛打はこれでも終わらず、7回1死走者なしで迎えた第4打席でもフライザー・エラード投手の6球目の速球を今度は右翼スタンドへ105.1マイル(約169.1キロ)で飛び込む33号ソロ。自身初の1試合3本塁打を放った。
MLB公式は「ヤンキースの世代を代表する才能が、輝かしいキャリアで初の1試合3本塁打を記録」と伝えた。
また、ソトは今季6度目のマルチ本塁打となっており、25歳時点で記録した通算23度の達成はMLB公式によるとメル・オット氏の24度に続く2番目の数字だという。
移籍1年目から期待に応えるソト。ジャッジとともにヤンキースを支えるその打棒には引き続き注目が集まる。
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