ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地でのレイズ戦に「1番DH」で先発出場。4回裏の第2打席に内野安打で出塁し、今季40個目の盗塁に成功。さらに、9回の第5打席には今季40号サヨナラ満塁弾を放ち、メジャー6人目史上最速の「40本塁打、40盗塁」を達成した。
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■あまりにも出来すぎた劇的な幕切れ
前回の試合では、4打数1安打1四球1盗塁でチームの勝利に貢献した大谷。この日は序盤に盗塁を決め大記録へ一歩前進、同点の最終回に劇的なドラマを演出した。
両チーム3-3で迎えた、最終回の第5打席。2死満塁で大谷は、相手6番手コリン・ポシェ投手の初球スライダーにバットを合わせると、打球は角度35度で高々と舞い上がり、速度105.1マイル(約169.1キロ)で右中間へ。中堅手が飛びつくも、あと一歩届かず。値千金の一打は、メジャー6人目史上最速の「40-40」を達成する今季40号サヨナラ満塁本塁打となった。
ロサンゼルスの地元メディア『ドジャー・ブルー』のXは、あまりの劇的な幕切れに「これ以上完璧な脚本はないだろう」と投稿。大谷のために用意されたかのような試合に驚嘆するばかりだった。
大谷はこの試合、5打数2安打4打点1盗塁で打率.292。試合はドジャースが7-3でレイズに勝利した。
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