右上腕三頭筋の故障で離脱しているドジャースの山本由伸投手が28日(日本時間29日)、傘下3Aオクラホマシティーでリハビリ登板を行った。2回を投げて無四球1失点2奪三振、順調な回復ぶりをアピールした。
◆【実際の動画】山本由伸、見慣れぬ“背番号99”でリハビリ登板 最速154キロの投球で復帰へ一歩前進
■「背番号99」姿で最速154キロ、本塁打を被弾も
山本は2回31球を投げて23球がストライク。打者7人と対戦し、最速は95.7マイル(約154キロ)をマーク。本塁打を1本浴びるなど、復帰にはもうしばらく時間がかかると見られているが、9月中に戦列に加わることはできそうだ。
右肘の故障で離脱中のタイラー・グラスノー投手もポストシーズンには間に合う予定で、ドジャースは山本とグラスノーを加えた強力ローテーションで、4年ぶりの世界一を目指す。同日の試合前時点で、ドジャースはナ・リーグ西地区首位。2位のダイヤモンドバックス、3位のパドレスとはともに3ゲーム差で予断を許さない状況が続いている。
ポストシーズンのスケジュールは、地区優勝で進むかワイルドカードで進むかによって大きく異なってくる。勝率次第でも必要な数が変わってくるが、いずれにしても山本はドジャースにとって欠かせない存在。万全の姿で戻ってくる日を期待したい。
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