【MLB】史上2度目の日本選手“4人同時出場”に公式も注目 大谷翔平vs.今永昇太、鈴木誠也vs.山本由伸

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】史上2度目の日本選手“4人同時出場”に公式も注目 大谷翔平vs.今永昇太、鈴木誠也vs.山本由伸
カブス・今永昇太(左)とドジャース・大谷翔平(右)(C)Getty Images

ナ・リーグ西地区首位を快走するドジャースは10日(日本時間11日)、本拠地でのカブス戦を前に山本由伸投手を負傷者リストから外し戦列復帰させた。発表されたスタメンは「1番DH」で大谷翔平投手、先発が山本という布陣になっている。左足に死球を受けて離脱しているテオスカー・ヘルナンデス外野手は、復帰が先送りとなった。

対するカブスは、先発が今永昇太投手、鈴木誠也外野手は「3番DH」でスタメンに名を連ねた。2007年以来となる日本選手4人の同時出場が実現しそうだ。

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■2007年以来の4人同時出場に

今季ドジャースへ移籍した大谷は、ここまで打率.292、46本塁打、101打点、47盗塁と圧巻の成績。史上初の「50本塁打、50盗塁」の偉業に向けて、着実に数字を積み上げている。WBCで共闘した今永とは、4月7日(同8日)以来の対決。前回は雨天のなか2打席のみ対戦し、2打数無安打。三振を奪われるなど、今永が先輩の貫禄を見せた。今季メジャーデビューを果たした今永は、26先発で12勝3敗、防御率2.99と抜群の安定感でナ・リーグ新人王候補のひとりと目されている。

復帰登板となる山本も、今永と同じくメジャー1年目。右肩腱板損傷で戦線離脱し、14先発で6勝2敗、防御率2.92に留まっている。6月15日(同16日)の登板を最後に、およそ3カ月ぶりとなるメジャーでの先発マウンドに上がる。鈴木とは4月6日(同7日)に3打席対戦し、2打数無安打1四球。鈴木はここまで打率.270、19本塁打、64打点、14盗塁、OPS.818と打撃好調。3年目の今季も負傷で一時離脱したが、カブスの主力として存在感を見せている。

MLB公式Xは、今永と山本の投げ合いに注目し、「日本生まれのルーキー2人が、メジャーリーガーとして今夜ロサンゼルスで初対決。ショウタ・イマナガvs.ヨシノブ・ヤマモト」と投稿。ファンからも大きな反響を呼んでいる。

日本選手4人の同時出場は、2007年5月4日(同5日)にニューヨークで行われた「ヤンキースvs.マリナーズ」戦以来となる。ヤンキースは井川慶が先発し、「5番左翼」で松井秀喜が出場。対するマリナーズは「1番中堅」にイチロー、「7番捕手」で城島健司がスタメンに名を連ねている。

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