ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地ドジャースタジアムでのカブス戦に「1番DH」で先発出場。初回の第1打席に今季47号ソロを放ち、メジャー史上初の記録を「47本塁打・47盗塁(47-47)」に塗り替えた。
ドジャースは両チームで計7発が飛び出す空中戦を制し、10ー8で勝利。特に大谷が47号を放った初回には、ドジャースが4本塁打で1イニング一挙5得点を挙げ、これには大谷とベンチの山本由伸投手も喜びを露わにした。
◆【実際の映像】“2戦連発エドマン砲”に、大谷翔平&山本由伸が笑顔で祝福 大喜びの山本は拍手→頭上のフレームをバンバン
■初回、大谷47号→3者連続本塁打で大盛り上がり
大谷は先頭打者として迎えた2点を追う初回の第1打席。打球速度118.1マイル(約190キロ)の弾丸ライナー弾を放ち、自己最多を更新する47号アーチを放った。
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この一発で勢いづいたドジャース打線は、直後にトミー・エドマン外野手、ウィル・スミス捕手、マックス・マンシー内野手の3者連続本塁打が飛び出しチームベンチは大盛り上がりだった。前日に今永昇太投手から2打席連続アーチを放ったエドマンからこの日も一発が飛び出すと、前日の復帰戦で4回8奪三振1失点の好投を見せた山本も大喜び。笑顔で拍手し、気持ちが昂った様子で頭上のフレームに喜びをぶつけた。火付け役となった大谷も、エドマンと会話し破顔。味方ベンチを明るくする一発となった。
大谷はこの日、3回の第3打席でも適時打を放ち4打数2安打3打点1四球1盗塁で打率.292。ドジャースは5回に一時同点に追いつかれたものの、8回にエドマンが2試合連続マルチ本塁打となる決勝4号2ランを放ち勝利。カブスとの3連戦最終戦を勝利で飾った。
◆【実際の映像】“2戦連発エドマン砲”に、大谷翔平&山本由伸が笑顔で祝福 大喜びの山本は拍手→頭上のフレームをバンバン
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