今季メジャーデビューを果たしたランドン・ナック投手が11日(日本時間12日)、米メディア『ドジャース・ネーション』の公式YouTube番組「Dodgers Dugout」に出演。チームメートである大谷翔平投手、山本由伸投手の素顔について語った。
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■「2人と一緒にいるのが楽しい」
『ドジャース・ネーション』のダグ・マッケイン記者のインタビューに応じたナック。大谷と山本について「彼らは普通の人たちだよ。本当にいい人たちで、一緒にいるのが楽しい。性格がとてもいいんだ」と、まずは人間性を称賛した。
英語と日本語……言葉の壁について、同メディアは「両選手とも時間の経過とともに英語が上達し始めた。オオタニはいくつかのインタビューを英語で応じたこともある。ヤマモトの英語もシーズンを通して大幅に上達し、チームメートと交流しやすくなった」と紹介した。
ナックもこれに同意する形で「ヨシ(山本)はシーズンが進むにつれて、本当にたくさんの英語を習得したと思う。通訳がいない時でも、彼は私たちとどんどんコミュニケーションを取ることができるようになったんだ」とクラブハウスでの様子を明かした。
■カーショーからの助言を生かす
実際、英語力の上達はパフォーマンス向上にもつながっている。10日(同11日)に右肩痛からの復帰登板を果たした山本は試合後、「昨日まで変化球が全然決まらなかった。そこでカーショーからアドバイスをもらって、本当に今日は三振もたくさん取れた。変化球が決まったのは、彼のアドバイスのおかげ」と話していた。
登板前日に大エースであるクレイトン・カーショー投手から身振り手振りで指導を受けた山本。ここでの円滑なコミュケーションが4回4安打1失点、8奪三振の快投を生んだことになり、同メディアは「ヤマモトは英語を強みとして生かしている」と評した。
英語力をメキメキと上達させている山本。チームメートとの意思疎通もスムーズになり、さらなるパフォーマンス向上に期待できそうだ。
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