【MLB】大谷翔平「1番DH」スタメン CY賞最有力の“復活”ベテラン左腕から2試合ぶり48号アーチなるか

ドジャースの大谷翔平投手は14日（日本時間15日）、敵地トゥルーイスト・パークでのブレーブス戦に「1番DH」で先発出場する。前日の試合では4打数無安打と振るわず、チームも2－6で試合に敗れた。今季4試合で3アーチと好相性のブレーブス4連戦、2試合ぶり48号本塁打は飛び出すか。

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■課題の左腕攻略がカギに

相手先発は、メジャー14年目のベテラン左腕クリス・セール投手。今季はここまで27試合に先発し、16勝3敗、防御率2.38と圧巻の成績。2018年に12勝を挙げて以降、近年は度重なる故障に悩まされていたが見事に復活を遂げた。今季はナ・リーグ最多勝、最優秀防御率、奪三振2位と非の打ち所がない活躍でサイ・ヤング賞の最有力候補と見られている。

やや横手気味から繰り出す被打率.172の決め球スライダーが投球の40.5%を占め、平均94.9マイル（約152.7キロ）のフォーシームに、シンカーとチェンジアップを交えた投球で打者を圧倒する。

大谷はセールと通算3打席対戦し、3打数1安打1三振。インコースのシンカーに完全に詰まらされるも、三塁線を抜ける二塁打を1本記録している。今季の大谷は対右投手の成績が、打率.301、36本塁打、OPS1.078。一方で、対左投手が打率.271、11本塁打、OPS.818とやや見劣りする。

セールは通算201被弾のうち、左打者から許した本塁打はわずか17本で、大谷にとって天敵となり得る存在。経験豊富な“左打者キラー”攻略が勝利のカギとなる一戦、大谷の今季48号アーチに期待したい。

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