【ローズS／前日オッズ】1＋2人気のワンツー決着は1回のみ 2強の年は1頭が勝利、1頭が馬券外の過去も

JRAは14日、第42回ローズS（GII、芝2000m）の前日最終オッズを発表した。

同世代の牝馬と初対決となるレガレイラ（牝3、美浦・木村哲也厩舎）が単勝1.7倍で1番人気、オークス4着のクイーンズウォーク（牝3、栗東・中内田充正厩舎）が単勝5.2倍で2番人気。

以下、オーロラエックス（牝3、栗東・杉山晴紀厩舎）が単勝10.0倍で3番人気、カニキュル（牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎）が単勝12.3倍で4番人気、フレミングフープ（牝3、栗東・友道康夫厩舎）が単勝15.6倍で5番人気。

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■ヒモ荒れしばしば

過去10年で単勝2.9倍以下だった馬は【4.2.0.2】勝率50.0％、複勝率75.0％。勝ち馬はすべて前走オークスで2番人気以内または5着以内の馬だが、レガレイラはダービー2番人気5着。実力を考慮すればここも勝ち負けになる。

他勝ち馬は5.0～29.9倍【6.2.5.53】と幅広い。このうち前走1勝クラス1着馬が【4.0.1.10】勝率26.7％、単勝回収値450をマーク。オーロラエックス、カニキュル、フレミングフープ、チェレスタが一発の可能性秘めている。

2、3着が多いのは3番人気以内かつ単勝6.9倍以下で【5.4.4.14】複勝率48.1％。やはりクイーンズウォークも重い印が必要となってくる。ただ、過去10回のうち、1＋2人気のワンツー決着は1回のみ、5番人気以内同士でも計2回なので、人気サイドだけで固めるのはもったいないレースだ。今年のように2頭がひと桁オッズで3番人気と差がある2強状態になった年は2回あり、いずれも2強のうち1頭が勝利し、残る1頭は馬券外に敗れていた。また、いずれも2着には10番人気以下が突っ込んでおり、人気薄にも警戒が必要そうだ。

単勝15.0倍以上は【2.6.6.98】とヒモ荒れもしばしば。2、3着12頭中10頭が前走1、2勝クラスの条件戦組となっており、人気薄で押さえるならチェレスタ、サンセットビュー、ハワイアンティアレからピックアップしたい。

馬連は（2）クイーンズウォーク－（15）レガレイラが3.9倍、3連複は（2）クイーンズウォーク－（3）オーロラエックス－（15）レガレイラが11.3倍、3連単は（15）レガレイラ→（2）クイーンズウォーク→（3）オーロラエックスが23.5倍で1番人気。

■14日・前日最終オッズ

人気	馬名	単勝
1	レガレイラ	1.7
2	クイーンズウォーク	5.2
3	オーロラエックス	10.0
4	カニキュル	12.3
5	フレミングフープ	15.6
6	タガノエルピーダ	18.0
7	チェレスタ	27.3
8	レディーヴァリュー	37.3
9	ラヴァンダ	37.8
10	セキトバイースト	42.3
11	ラビットアイ	55.7
12	サフィラ	67.1
13	ハワイアンティアレ	69.3
14	サンセットビュー	88.4
15	ザブライド	96.2