【MLB】「イマナガがキャリアハイを更新」今永昇太、圧巻の自己最多11奪三振で14勝目 石井一久に並ぶ日本選手4位タイ

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

【MLB】「イマナガがキャリアハイを更新」今永昇太、圧巻の自己最多11奪三振で14勝目 石井一久に並ぶ日本選手4位タイ
カブスの今永昇太(C)ロイター

カブス今永昇太投手は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に今季28度目の先発登板。6回を投げ被安打5、11奪三振、2失点の好投を見せて今季14勝目を挙げた。

これで今永は登板5試合連続勝利で、日本人ルーキーの1年目では4位タイの14勝となっている。

◆【実際の映像】今永昇太が見せた圧巻の奪三振ショー 「イマナガがキャリアハイを更新」とMLB公式も注目の11個目の奪三振

■序盤から味方の大量援護

鈴木誠也外野手にも3安打が生まれ、カブス打線が4回までに9得点の猛攻を見せるなど味方の大量援護を得たなか、今永は初回からランナーを背負いながら要所を締める投球。3回にブレント・ルーカー外野手に38号2ランを浴びたものの、その後を3者連続三振を奪うなど圧巻の投球を披露する。

今永はその後も三振を積み重ねて、6回を投げて5安打11奪三振2失点の快投。今季は2度10奪三振を記録しているがそれを上回り自己最多を更新し、日本人選手では史上8人目となる1年目での規定投球回もクリアした。MLB公式もXで「ショウタ・イマナガが11個目の三振を奪いキャリアハイを更新した」と動画つきで紹介し称えた。

チームは9ー2で勝利し、今永は5試合連続勝利となる今季14勝目。2002年に石井一久氏(ドジャース)が記録した数字に並び、12年のダルビッシュ有投手(当時レンジャーズ)、16年の前田健太投手(当時ドジャース)の16勝、07年の松坂大輔氏(レッドソックス)の15勝に続き4位タイにつけた。

1年目からカブスの先発ローテーションを守り、圧巻の投球を続ける今永。31歳の日本人ルーキーが最終的にどのような成績を残すのか終盤にも注目が集まる。

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