国際卓球連盟(ITTF)は17日、2024年第38週の世界ランキングを発表。国際大会で好成績を収めた日本選手が順位を上げている。
◆孫穎莎が絶賛した16歳・張本美和の成長ぶり「総合力と理解力が向上」 公式は世界女王の強さにも言及「別のレベルへと進んだ」
■男子は張本智がトップ10を維持
女子シングルスでは「WTTチャンピオンズマカオ2024」で日本勢唯一のベスト4入りを果たした張本美和(木下グループ)が1つ順位を上げて自己最高位に並ぶ7位に浮上。今大会では同6位の陳幸同(中国)を下し、準決勝でも世界女王の孫穎莎(中国)相手に2ゲームを奪うなど、さらなる成長を予感させた。
早田ひな(日本生命)が5位、伊藤美誠(スターツ)が9位、平野美宇(木下グループ)が12位と同世代の中心選手が順位をキープしたなか、4つ順位を上げて17位に浮上したのが大藤沙月(ミキハウス)。「WTTフィーダーパナギュリシテ2024」で今季の国際大会では5勝目を挙げた20歳が日本勢では5番手につけている。
男子では張本智和(智和企画)が1つ順位を下げたものの9位でトップ10を維持。17位には戸上隼輔(井村屋グループ)が入り、松島輝空(木下グループ)が37位で日本男子では3番手となっている。
パリ五輪が終わり、10月には来年の世界卓球個人戦の予選も兼ねたアジア卓球選手権も控えるなか、新たな世代の台頭が見られていくかは注目が集まる。
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