カブスの今永昇太投手は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に今季28度目の先発登板。6回を投げ被安打5、11奪三振、2失点の好投を見せて今季14勝目を挙げた。
これで登板5試合連続勝利を飾った今永に対して、MLB公式もその活躍を称えている。
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■シーズン通しての活躍を評価
今永は初回からランナーを背負いながら要所を締める投球。3回にブレント・ルーカー外野手に38号2ランを浴びたものの、味方の大量援護にも守られその後は奪三振ショーを展開し、6回を投げて5安打11奪三振2失点の快投で今季14勝目を挙げた。
今永のこの活躍に対してMLB公式のケイシー・ドローター記者が記事を掲載。クレイグ・カウンセル監督は、「ショウタの(ピンチからの)乗り越え方には最高の表現がいくつもある」とした指揮官は「彼はあらゆるテストや疑問に対して本当に本当にうまく合格した」と称え、「彼が一貫して見せつけてきたことは、自身の得意なことをどれだけうまくこなしてきたかということだ」と自身の持ち味をシーズンを通して見せてきた左腕の働きぶりを評価した。
また、今永にとって目標として定めてきたのが規定投球回の到達。この試合で166回1/3まで数字を伸ばした今永は先発投手の証でもある162イニングをクリア。「今年のはじめに162イニングを投げるという目標を立てた」という今永のコメントを紹介した記事では、「シーズンを通して、4月から9月まで投げることの重要性をクレイグと話してきた。彼は自分が健康を保ってイニングを投げられるように助けてくれた。なのでとても感謝しています」と指揮官に対して感謝の弁を述べた。
開幕から圧巻の投球を続けオールスターにも選出。後半戦も調子を維持しながら好投を続けてきた左腕がひとつ節目の数字に到達した。
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