ドジャースの大谷翔平投手が17日(日本時間18日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番DH」で先発出場。第2打席で48号を放ち、「48-48」(48本塁打、48盗塁)に到達。前人未踏の「50-50」にまた一歩近づいたが、チームは9-11で敗れた。試合後にはポストシーズンでの投手復帰について言及した。米複数メディアが伝えている。
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■「今後についてまだ話し合っていない」
5試合ぶりの1発を放った大谷は試合後、ポストシーズンにおける投手復帰についてコメントした。
米地元メディア『ロサンゼルス・タイムズ』のジャック・ハリス記者らが伝えるところによると、大谷はマーク・プライアー投手コーチらとリハビリについて意見交換はしているものの、「プレーオフで投球する可能性については、まだ話し合っていない」と説明したという。
今後については「ロサンゼルスに戻ってから、来週ミーティングを行う予定になっている」と明かし、その席でリハビリの進行など「オフシーズを含めて、これからのことを話し合う」とコメントした。
■ロバーツ監督「可能性ゼロではない」
最後に記者から「プレーオフで投げられるか」と問われると、「それは分からない」と答えて笑みを浮かべた。
大谷は昨年9月に右肘を手術。投手としての今季はリハビリに専念し、来季の復活を目指している。現在はブルペンで捕手を座らせ、投球練習を行うほどに回復。すでに150キロ近いボールを投げており、順調ぶりは顕著。そのため、プレーオフでの復活登板に対して待望論が高まっている。
デーブ・ロバーツ監督は13日(同14日)、「投手・大谷」の復帰について「実現する可能性は非常に低いが、ゼロではない」と話し、期待感をにじませていた。
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