「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」が21日、カルッツかわさきにて行われ、金沢ポートは木下マイスター東京と対戦。2ー3で敗れた。
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■昨年王者に敗戦も大奮闘で意地見せる
金沢はビクトリーマッチの末に敗れたものの、昨年の優勝チームであるKM東京相手に手ごたえのある戦いを見せた。
3番手のシングルスで起用されたのが田中佑汰で、2月の世界卓球団体戦ではともに戦った松島輝空相手に完勝。第1ゲームの接戦をものにして流れに乗り、そのまま3-0のストレートで下した。
試合後に田中は「要所でラッキーポイントもあったりしたんですが、自分の状態的にもよくて、課題で取り組んでいた部分ができたので、今日の結果にもつながったと思います」とコメント。「全体的に足も僕の方が動いていましたし、レシーブも判断が早くできて身体もよく動いた。結果的に3-0で勝つことができて良かったと思います」と振り返った。
金沢は昨年新規参入チームとして静岡ジェードとともに加わり、2シーズン目を迎えている。今季は韓国代表のチャン・ウジンやパク・ギュヒョンといった選手が加わり、さらなる躍進が期待される。
田中は、「去年1年間いろんなところを探っていきながらというところで、去年の反省点を活かして、負けはしたんですけど、スムーズ試合は進んでいって、連携が取れているのは大きい。そのへんは引き続き続けていきたいと思います」と手ごたえを明かし、今季の目標については「去年の最下位から優勝というのは難しいとは思ってますが、僕らの目標は優勝。プレーオフに進んで勝ち切っていくところなのでそれを達成したい」と意気込みを語った。
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