ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場。5回裏の第3打席に2試合連発の今季52号アーチを放つと、第4打席には一塁への内野安打で出塁。今季52個目の盗塁も成功させた。
MLB公式サラ・ラングス記者は、大谷がこの日に打ち立てた史上1位の記録に注目。打撃と走塁で躍動している、今季ならではの偉業を称賛した。
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■1900年以降でナンバーワンの金字塔
ドジャース2点ビハインドで迎えた、5回裏の第3打席。2死二塁で大谷は、相手先発カイル・フリーランド投手の6球目高めフォーシームを豪快にフルスイング。完全なボール球を捉えた打球は、角度27度、速度110.1マイル(約177.1キロ)で高々と舞い上がり中堅バックスクリーン横へと飛び込んだ。飛距離423フィート(約128.9メートル)の一打は、2試合連続の今季52号アーチに。
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さらに、7回裏の第4打席には一塁への内野安打を放ち、2試合連続の猛打賞をマーク。二塁への盗塁も決めて今季52個目を記録した。
ラングス記者によると、大谷は1試合で本塁打と盗塁を記録したのが今季14回。1900年以降では、通算1406盗塁を誇る世界の盗塁王リッキー・ヘンダーソン氏が記録した13回を上回る、メジャー史上ナンバーワンの偉業になるとのこと。
大谷はこの試合、4打数3安打2打点1盗塁と2日間に渡って躍動。試合もドジャースが6-4で勝利し、今季92勝目。優勝へのマジックを「5」としている。
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