【MLB】大谷翔平、53号+マルチ盗塁で塗り替えた「2つの記録」とは? “もう一つの偉業”達成にも王手

 

A.Kudo/SPREAD編集部

ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

ドジャース大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場。2試合ぶりの53号ソロを放つなど、5打数4安打1打点2盗塁と大暴れした。ドジャースは9回裏の大谷とムーキー・ベッツ内野手の本塁打で6ー5と、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

大谷はこの試合でマルチ盗塁を記録。大谷の活躍により要所でチャンスメークし貴重な追加点をあげるなど、チームの勝利に大きく貢献した。

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■この試合で2つの記録を達成

9月18日(同19日)から連日盗塁を記録していた大谷。この日も2つの盗塁を決めて「53-55」を達成した。

大谷は1死一塁で迎えた、3回の第3打席。右前打を放ち1死一、三塁のチャンスを作ると、続くムーキー・ベッツ内野手の打席で今季54個目の盗塁に成功。5試合連続盗塁をマークし、並んでいたイチロー、松井稼頭央を抜いて日本最多記録を更新した。その後ベッツも四球で出塁し、大谷の安打と盗塁により1死満塁のチャンスを呼び込んだ。

そして、3ー5で迎えた7回の第4打席では、猛打賞となる右前打で出塁。直後のベッツの打席で再び盗塁を決めて、今季55個目の盗塁を記録した。これで、イチローが持つ日本選手の最多盗塁記録56まであと「1」とした。

その後ベッツは空振り三振に倒れるも、2死二塁のチャンスでフレディ・フリーマン内野手が適時打を放ち、ホームに生還。4ー5と貴重な追加点をあげて、2001年にイチローが記録した日本選手の最多得点127に並んだ。

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そして、1点を追う9回裏。先頭打者・大谷は今季53号を放ち今季128得点をマーク。日本選手の最多得点記録を128に塗り替えた。

レギュラーシーズン終了までは残りあと6試合。日本選手の最多盗塁記録の到達は近そうだが、果たしてどこまで記録を伸ばすことができるのか。引き続き注目だ。

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