【MLB】大谷翔平、通算10度目の週間MVPを受賞 “大谷マニア”は「あと1週間で60-60だ」と期待感

 

A.Kudo/SPREAD編集部

ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

ドジャース大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、今季3度目のナ・リーグ週間最優秀選手(MVP)に選出された。

エンゼルス時代に7度受賞していた大谷は通算10度目の受賞。自身が持つ日本選手最多回数を更新した。19日(20日)のマーリンズ戦では、自身初の3打席連続アーチを含む6安打10打点2盗塁の活躍で史上初の「50-50」を達成するなど記録づくめの一週間となった。

◆【動画あり】大谷翔平、53号+マルチ盗塁で塗り替えた「2つの記録」とは? “もう一つの偉業”達成にも王手

■1シーズン3度目の受賞は、ドジャース史上3人目の快挙

大谷は先週7試合に出場し、打率.500、6本塁打、17打点、7盗塁、OPS1.688をマーク。22日(同23日)のロッキーズ戦では、本塁打を含む5打数4安打1打点2盗塁2得点の活躍でチームの勝利に貢献。「53-55」を達成した。

この試合で5試合連続盗塁となり、イチロー、松井稼頭央を抜いて日本選手の最長記録を更新。また、9回裏にサヨナラ機を演出した53号ソロで今季128得点をマーク。2001年にイチローが持つ日本選手の最多得点記録(127)を超えるなど、記録を次々と塗り替えた。また、イチローの日本選手最多盗塁記録(56)にも、あと「1」に迫っている。

大谷は今季打率.301、53本塁打、123打点、55盗塁、128得点、OPS1.023と、先週の活躍で打率を3割に戻した。

これで週間MVP受賞は今季3度目。通算10度目の受賞は、日本選手最多を更新。球団史上でも、週間MVPを1シーズンで3度受賞するのは1993年マイク・ピアザ、22年フレディ・フリーマン内野手以来3人目となる。

Advertisement


MLB公式や球団公式X(旧ツイッター)が発表すると、ファンからは「1週間で17打点って本当にすごい」「とんでもない数字だ」「今週のプレイヤー???世紀のプレイヤーになるかも!!!」「満場一致のMVP」「残すところあと1週間。神話になってくれ!」といったコメントが寄せられた。

大谷ファンを公言する米放送局『FOXスポーツ』のアナリスト、ベン・バーランダー氏も「あと1週間で60-60にしよう」と、更なる記録の塗り替えに期待を寄せている。

◆大谷翔平、値千金の53号含む猛打賞の活躍で「391」 “23年ぶりの記録”とトリプルスリー達成も視野

◆「50-50は壮大な物語の始まりに過ぎない」大谷翔平、“野球の神様”と同じ道を辿るのか

◆【動画あり】大谷翔平、53号+マルチ盗塁で塗り替えた「2つの記録」とは? “もう一つの偉業”達成にも王手