ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地クアーズフィールドのロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場する。
13-2とドジャースが快勝した前日の試合では、自己最多となるシーズン61度目のマルチ安打を記録し、5打数2安打。打率.310と伸ばし、ルイス・アラエス内野手(パドレス)に4厘差と迫った。
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■逆転三冠王のシナリオは……
相手先発は、メジャー4年目のライアン・フェルトナー投手。今季ここまで29試合に先発し、3勝10敗、防御率4.66。大谷はフェルトナーと6月19日(同20日)に3打席対戦し、満塁から走者一掃の適時二塁打を放っている。
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3年連続の首位打者を狙うアラエスは前日の試合を欠場し、打率.314(.31388)をキープとなったが、同日の最終戦には「1番・一塁」でスタメン出場。
仮にアラエスが1打席だけ出場し、1打数1安打だった場合、打率.315(.31496)となり大谷は5打数5安打(.31554)が必要。アラエスがシーズン200安打を狙い2打席出場し2打数1安打だった場合(.31447)、大谷は4打数4安打(.31447)で首位タイ。アラエスが2打数無安打(.31289)だった場合、大谷は3打数3安打(.31339)で逆転、4打数3安打(.31289)で同率首位となる。
アラエスが2安打以上だと厳しくなるが、大谷は4安打上乗せのシーズン200安打が一つの指標となる。
シーズン最終戦は“打者天国”と呼ばれる高地スタジアム。2試合ぶりの今季55号が出れば「55-55」に到達、3、4安打で逆転の三冠王となる可能性がある大谷。最終戦の全打席に注目が集まる。
試合情報
ドジャース-ロッキーズ
試合開始:日本時間9月30日(月)4時10分
中継情報:NHK BS1、J SPORTS 1、ABEMAプレミアム、MLB.tv、SPOTVNOW
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