MLBは2日(日本時間3日)、9月度の月間最優秀選手(MVP)を発表。ナ・リーグからはドジャースの大谷翔平投手が自身5回目、2023年7月以来の選出となった。
最終戦まで首位打者争いを演じた9月、月間打率.393、10本塁打、32打点、16盗塁、OPS1.224と圧巻の好成績。1試合6安打10打点の離れ業を見せるなど、記録的な一カ月を過ごしてレギュラーシーズンを締めくくった。
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■ポストシーズン進出の原動力に
大谷は8月に12本塁打を放ったものの、月間打率.235と振るわず。9月に入ると徐々に当たりが戻り始め、最終的には、月間打率.393、10本塁打、32打点、16盗塁、OPS1.224まで数字を上げてきた。
9月19日(同20日)のマーリンズ戦では、6打数6安打10打点2盗塁と猛打爆発。自身初の3打席連発アーチを放ち、メジャー史上初となる「50本塁打、50盗塁」の金字塔を打ち立てた。レギュラーシーズンは、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.030と非の打ち所がない成績を残し、本塁打と打点でナ・リーグ2冠王を獲得した。
10月5日(同6日)からは、自身初のポストシーズンに出場予定。パドレスとブレーブスの勝者と3戦先勝の地区シリーズを戦うことになる。ドジャースは2020年の短縮シーズン以来の世界一なるか。第1戦は、日本時間の9時38分試合開始と発表されている。
なお、ア・リーグ月間MVPはルーキーのワイアット・ラングフォード外野手(レンジャーズ)が受賞した。
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