バレーボールの国内新リーグ「大同生命SVリーグ」の開幕が近づく中、パリ五輪男子日本代表の高橋藍(サントリー)が2日までに自身のインスタグラムを更新。レシーブ練習に励むシーンをアップし、シーズン突入を控えて意気込みをにじませた。
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■ゴールデンでの地上波生中継も決定
「開幕戦までもうすぐ!」という文字を添えて、レシーブ練習に励む姿を披露した高橋。11日に行われる「SVリーグ」のオープニングマッチ(東京体育館)では、同じパリ五輪代表の西田有志らが所属する大阪ブルテオンと対戦する。
同カードはフジテレビ系で地上波生中継(午後6時50分~午後8時54分)されるなど注目度は高く、8万円超の席もある中で、チケットはほぼ“即完”という人気ぶり。そして、その一端を支えているのが、インスタグラムのフォロワー数約280万人を誇る高橋だ。
世界最高峰イタリア・セリエAで3季プレーし、昨季はイタリアリーグ決勝も経験。今季から日本に戦いの場を移すことになったが、新リーグについても「イタリアとの差はそんなにない。超えるリーグになる」とコメントするなど、すでに手応えを感じている様子だった。
■イタリア戦は「尋常じゃないくらい悔しい」
先日、『TOKYO FM』のラジオ番組に出演した際には、パリ五輪の準々決勝・イタリア戦を振り返り、「負けたときは尋常ではないくらい悔しかった」と話していたが、4年後を見据えて11日の開幕戦からリスタートを切る。
「SVリーグ」は世界最高峰のリーグに成長することを目指し、昨季までのVリーグを再編。「SV」の「S」は「Strong(強く)」「Spread(広く)」「Society(社会)」などの頭文字に由来。今季は男子10チーム、女子14チームが参戦し、10月から来年5月まで行われる。2027年までに完全プロリーグ化を予定している。
男子は11日に開幕するが、女子は12日にNECと埼玉上尾のゲームからスタートする。
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