【MLB】“4年連続200K”パドレスのエース右腕シース、地区シリーズ第1戦に意気込み 大谷翔平の弱点は「詳しく話せないな」と笑顔

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】“4年連続200K”パドレスのエース右腕シース、地区シリーズ第1戦に意気込み 大谷翔平の弱点は「詳しく話せないな」と笑顔
パドレスのディラン・シース(C)Getty Images

メジャーリーグは、5日(日本時間6日)からポストシーズンの地区シリーズが開幕する。好カード揃いの中でも、とりわけナ・リーグ西地区のドジャースパドレスのライバル対決は多くの注目を集めそうだ。

試合を翌日に控えた4日(同5日)には、第1戦に先発予定のパドレスのエース右腕ディラン・シース投手が自身3度目となるポストシーズンへの意気込みを明かした。米複数メディアが報じている。

◆大谷翔平、ド軍での世界一挑戦は「キャリアのなかで最大のもの」 日本一、WBC制覇に続く伝説達成に公式期待「オオタニは動じない」

■今季はチームトップの14勝をマーク

今季33試合に先発しチームトップの14勝、ナ・リーグ2位の224奪三振を記録、パドレス先発陣の柱として奮闘したシース。ドジャースとの地区シリーズ第1戦に抜擢されたエースは同日、敵地ドジャースタジアムでメディアの取材に対応。ドジャース戦への思いを語った。

シースは「彼らとは対戦したばかりなので、まだ記憶に新しい。(連勝で下したブレーブス戦に投げる可能性もあったので)自分がやるべきこと、投球メカニクスの確認に集中していました」と、ここまでの準備について明かした。

記者から大谷翔平投手について問われると、「本当に素晴らしい選手だ。彼がエンゼルスにいた頃も対戦したし、色々対策を取り入れる必要があるね。ストライクゾーンの中心には投げないように」と、警戒を強めた。

記者から「弱点はありますか」と問われると、「あまり詳しくは話せないな」と笑顔。「ご存じの通り、彼は非常に優秀な打者。高い集中力、高いレベルの投球で勝負するつもりだよ」と話すに留めた。シースと大谷の対戦成績は、通算打率.267(15打数4安打)、2本塁打。2021年には飛距離451フィート(約137.4メートル)の豪快アーチを喫しているが、今季は被弾を許していない。

今季のパドレスは、レギュラーシーズンでドジャースに8勝5敗と勝ち越しており下馬評も悪くない。安定した投手陣が今シリーズのカギを握るとされている。

◆「1カ月は野球界最高の投手」フィリーズ世界一の命運握る“絶対的エース” 驚異のPO防御率「2.42」、実績十分の34歳右腕に注目

Advertisement


◆激戦必至…地区シリーズの行方は? 米メディアが「突破確率」を予想、WS制覇の本命にはヤンキースを指名

◆大谷翔平、ド軍での世界一挑戦は「キャリアのなかで最大のもの」 日本一、WBC制覇に続く伝説達成に公式期待「オオタニは動じない」