【秋華賞2024特集】出走予定・枠順、予想オッズetc. 「ステレンボッシュvsチェルヴィニア、二冠制覇なるか」お役立ち馬券攻略ガイド

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ステレンボッシュ/2024年桜花賞
ステレンボッシュ/2024年桜花賞(C)Eiichi Yamane

第29回秋華賞(13日/GI、京都芝2000m)には、桜花賞馬ステレンボッシュ、オークス馬チェルヴィニアといった春のクラシック馬や、ローズSを制したクイーンズウォークなどが出走予定。

ここでは「秋華賞2024」の出走予定馬、過去10年データ、過去傾向、枠順、追い切り、血統、穴馬など、予想に役立つ「馬券攻略ガイド」を随時更新する。

[過去10年]菊花賞2024の前走ローテ

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秋華賞2024の枠順

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秋華賞2024の枠順

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■「秋華賞2024」出走予定馬・予想オッズ

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枠番馬番馬名性齢斤量騎手予想オッズ予想人気厩舎
11ホーエリート牝355.0北村友一100.214美浦・田島俊明
22ミアネーロ牝355.0津村明秀10.14栗東・林徹
23クイーンズウォーク牝355.0川田将雅8.03栗東・中内田充正
34タガノエルピーダ牝355.0団野大成22.29栗東・長谷川浩大
35チェルヴィニア牝355.0C.ルメール2.91美浦・木村哲也
46ラビットアイ牝355.0横山典弘90.013栗東・鈴木孝志
47チルカーノ牝355.0鮫島克駿48.812栗東・高野友和
58コガネノソラ牝355.0丹内祐次19.38美浦・菊沢隆徳
59アドマイヤベル牝355.0横山武史39.211美浦・加藤征弘
510ボンドガール牝355.0武豊13.35美浦・手塚貴久
611ランスオブクイーン牝355.0松山弘平18.57栗東・奥村豊
712ラヴァンダ牝355.0岩田望来106.115栗東・中村直也
713クリスマスパレード牝355.0石川裕紀人16.76美浦・加藤士津八
814ステレンボッシュ牝355.0戸崎圭太3.32美浦・国枝栄
815セキトバイースト牝355.0藤岡佑介35.010美浦・高柳瑞樹

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◆【秋華賞2024予想/前日オッズ】1+2人気のワンツー決着0回 2強に割って入るのは「4.3.0.0」該当のトライアル組

※オッズは、前日最終オッズを掲載しています。
※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

■「秋華賞2024」追い切り

追い切り評価:チェルヴィニア

【最終追い切り】レース当週は前後に馬を置く隊列で入り、直線では左右からタイトに挟む木村厩舎お得意のウッド3頭併せ。上々の操縦性で滑らかなコーナリングで直線に入り、まったくの馬なりのまま重心をグンと沈めて加速していく。結局左右2頭に合わせるようにして楽々と併入を果たした。ブレが少なく、やや頼りなさげだった春からグンと成長を果たした感が。

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詳細記事はコチラ⇒◆【秋華賞2024予想/追い切り診断】パワーアップぶり顕著で「S」の最高評価 滑らかなコーナリングと豪快な伸びに「盤石の状態」

追い切り評価:ミアネーロ

【最終追い切り】レース当週は駆け付けた津村騎手が騎乗し、栗東CWで同じ秋華賞に出走するステレンボッシュら2頭を追走する3頭併せ。序盤からいい気合い乗りで前2頭に迫っていき、直線半ばで満を持してギアチェンジするとステレンボッシュに対し手応え優勢で併入、脱落したもう1頭には大きく先着した。もとから稽古駆けする馬ではあるが、栗東でも伸び伸びと躍動できており、体調はすこぶる良好のよう。

詳細記事はコチラ⇒◆【秋華賞2024予想/追い切り診断】チェルヴィニアに迫る高評価 「前走からさらに上昇」の攻め気配で勝ち負け十分

追い切り評価:ステレンボッシュ

【最終追い切り】レース当週は戸崎騎手が騎乗し、CWで併せ馬。ミアネーロら関東勢2頭との3頭併せで、中央に陣取る形で進んでいくが、直線では早々と手が動き、外の1勝クラスには先着したものの、内後方から来たミアネーロに完全にアオられる形でなんとか併入だった。1F11秒4(一杯)と格好はつけたが、素軽さという点ではいまひとつ。

詳細記事はコチラ⇒◆【秋華賞2024予想/追い切り診断】有力一角に辛口「B」評価 これまでと違い素軽さ欠き「手応え劣勢」で案外な動き

1週前追い切り

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■「秋華賞2024」過去10年データ

前走ローテ

[過去10年]秋華賞2024の前走ローテ

[過去10年]秋華賞2024の前走ローテ

前走オークス組は5勝2着1回、昨年まで6年連続で連対馬をだしていながらも総出走数は過去10年で24頭のみ。この数字からわかるとおり、世代でも上澄みの面子が直行しているという形だ。

特に馬券内に入った馬の内訳は、アーモンドアイ、デアリングタクト、リバティアイランドの3冠馬、桜花賞とオークスでともに3着だったクロノジェネシス、オークス2着のアカイトリノムスメで5勝。オークス3着からのナミュールが秋華賞で2着。3着馬2頭は春の2冠馬スターズオンアース、オークス2着のハーパーと、上述のとおり世代の上澄みばかり。

詳細記事はコチラ⇒◆【秋華賞2024予想/前走ローテ】直行組も前哨戦組も“実績”がキーポイント 馬券内率「44.4%」を誇る期待のステップ

血統傾向

今回注目したいのは、ハービンジャー産駒。ここでは該当馬の中からチルカーノをピックアップする。

父はハービンジャー、母は秋華賞&エリザベス女王杯で3着の実績があるアロマティコ。半兄に皐月賞馬のジオグリフがいる。ハービンジャー×キングカメハメハは有馬記念馬ブラストワンピースやエリザベス女王杯を制したモズカッチャンと同じ好相性の組み合わせで、チェルヴィニアもここに含まれる。

ジオグリフ・チルカーノきょうだいが属するペルースポート牝系は、直線平坦コース巧者、コーナー4つの中距離巧者が多いのが特徴で、サンバレンティン(七夕賞、福島記念)やオーバーザウォール(福島記念)など、平坦直線コースの中距離だけでメシを食う方々が少なくない。

◆詳細記事はコチラ⇒【秋華賞2024予想/血統展望】2強対決も印回したい“ロマン枠” 「平坦中距離で一発期待の配合パターン」

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人気・配当傾向

過去10年で、1番人気が4勝、3番人気が4勝、4番人気が2勝と、上位人気勢では2番人気が勝ち切れない傾向だ。とはいえ、3番人気以内が【8.5.4.13】、5番人気以内なら【10.9.6.25】と、人気サイドが強力。3番人気以内が総崩れとなった年はなく、2頭以上好走したのは5回。また、5番人気以内で決着したのは10回中6回ある。

1+2番人気のワンツー決着は0回、1+3番人気は2回、2+3番人気は1回と3番人気以内同士での連対は少ないが、5番人気以内同士が9回となっている。

◆詳細記事はコチラ⇒【秋華賞2024予想/高配当メソッド】3人気以内が毎年連対も3連単に妙味 「馬券内率40%」該当は想定“10人気以下”

枠順データ・傾向

秋華賞2024の枠順

秋華賞2024の枠順

勝ち星を挙げていないのが1、2、5枠だが、1枠は【0.2.3.14】、2枠は【0.2.1.16】と馬券絡みが複数。一方、5枠は【0.1.0.19】と最も成績が悪い。1枠と2枠は、当日5番人気以内なら合わせて【0.4.3.8】複勝率46.7%を記録。脚質問わずに好走しているので、クイーンズウークとミアネーロの押さえは必須だろう。

詳細記事はコチラ⇒◆【秋華賞2024予想/枠順傾向】ステレンボッシュが「6.0.0.7」ピンかパーの枠に “馬券内率52.6%”該当は伏兵2頭

■「秋華賞2024」全頭診断

・セキトバイースト
前走ローズSはトライアル特有の前残り決着。その展開を存分に活かし切った好走をはたしたのが同馬だ。当時ほどのトラックバイアスを得られるとは思えないし、時計を要する馬場が合うタイプ。高速馬場想定の日曜京都もマイナス材料と言える。

・タガノエルピーダ
秋初戦の前走ローズSは4着。オークスの結果と合わせて底が見えたのでは……と思ってしまうところだが、当時は道悪かつ左回りの影響もあったのだろう。右回りの良馬場芝は【2-0-1-0】馬券外なし。唯一の敗戦は牡馬相手の朝日杯FSで、ジャンタルマンタルと0秒2差なら評価は下がらない。忘れな草賞と同じ小回りコース、2歳時と同じ坂路中心に切り替えた中間の調教パターンも功を奏しそうな穴馬候補だ。

・チェルヴィニア
京都開催の2012年以降、オークスを上がり3F最速で制した馬は【6-0-0-0】。同レースで切れ味を発揮して勝った馬の信頼度は極めて高いとのデータだ。右回りかつ関西圏の桜花賞惨敗は気になるところだが、栗東滞在の当時から今回は直前輸送へと変更。ウッド6Fで79秒台の自己ベスト更新と状態も申し分なく、本命級の評価も考えたい1頭だ。

◆詳細記事はコチラ⇒【秋華賞2024予想/全頭診断】チェルヴィニアに“バグッた数字”該当で鉄板級か 前哨戦勝ち馬には「0.0.1.3」の黄色信号

■「秋華賞2024」軸馬/穴馬予想コラム

危険な人気馬:クイーンズウォーク

トライアルとして定着しているローズS組は、近年本番との相性は良くない。過去10年で【1.4.6.48】と、オークスからの直行【5.1.2.16】や紫苑S組【3.4.0.26】と比べ、物足りない成績だ。

それでも複勝率は18.6%を記録しているが、3着以内に入った11頭のうち、5頭は桜花賞、オークスいずれかで連対を果たしていた馬、4頭はクラシック不出走の上がり馬。春のクラシックに出走し、かつ連対を果たしていない馬は【0.1.1.26】複勝率7.1%と、ローズSを制しても、秋華賞で人気を集めて敗れるケースのほうが多くなっている。

◆詳細記事はコチラ⇒【秋華賞2024予想/危険な人気馬】前走快勝も「0.1.1.26」該当で“消し” 4回続く「トライアル勝利→本番敗戦」の鞍上にも懸念

データ攻略「オークス馬チェルヴィニアに“勝率100%”」

オークスで鮮やかな巻き返しをはたしたチェルヴィニア。GI馬ステレンボッシュをねじ伏せて樫の女王の座に就いた。春に惨敗を喫した関西圏で迎えるここは半信半疑の側面も否定できないが、データではどのようなジャッジが下されるのだろうか?

・オークスを上がり3F最速勝利【6.0.0.0】

◆詳細記事はコチラ⇒【秋華賞2024予想/データ攻略】前走オークス組2頭の「買い or 消し」 アーモンドアイら三冠馬目白押しの「6/6」該当は

データ攻略「タガノエルピーダに【2.0.1.0】で穴妙味」

春は忘れな草賞を制し、オークスに駒を進めたタガノエルピーダ。そのオークスは16着、ローズSも馬券外と勢いに陰りが見られる現状から人気薄になることは間違いないだろう。逆風が吹き荒れる同馬をフォローするプラスデータとは?

・右回りの良馬場芝【2.0.1.0】

◆詳細記事はコチラ⇒【秋華賞2024予想/データ攻略】人気ガタ落ち実力馬に「2.0.1.0」 極上の馬場適性で“2強崩し”に虎視眈々

穴ライズ「アドマイヤベル」

姉のアドマイヤリードも3歳秋から成績が安定し、4歳春にはGIヴィクトリアマイルを制覇。この奥手の牝系に加えて、父のスワーヴリチャードも晩成型のハーツクライの血を引いている。遅咲きの血統馬らしく、本馬も夏を越して体高が4センチも伸るほど、成長著しい。であるにもかかわらず、まったく注目されていないのであれば、馬券の買い時はここ。相手には加えておきたい存在だ。

◆詳細記事はコチラ⇒【秋華賞2024予想/穴馬アナライズ】前日“10人気”前後が前走惨敗から巻き返し 晩成血統が示した「急成長の証」

穴ライズ「ミアネーロ」

前走は内をうまく立ち回る器用さを見せており、トリッキーな京都内回り2000mでもこの機動力が活きる可能性は十分。さらに2枠2番という超好枠を引き当てたこともプラス材料だ。桜と樫の女王2強に注目が集まっているが、これに割り込むシーンまであっていい。

◆詳細記事はコチラ⇒【秋華賞2024予想/穴馬アナライズ】枠順×中間×前走すべて「買い要素」 想定オッズ“2桁”の伏兵に2強割り期待

■「秋華賞2024」レース概要

開催日
2024年10月13日(日)15時40分
5回京都4日目 11R
第29回 秋華賞(GI)

施行条件
芝右2000m
3歳オープン/国際/牝馬(指定)/馬齢

賞金
1着 1億1000万円
2着 4400万円
3着 2800万円
4着 1700万円
5着 1100万円

■「秋華賞2024」京都芝2000mコース解説

京都芝2000mのコース図

京都芝2000mのコース図

スタンド前の直線半ばからスタートして、内回りを1周する。1コーナーまでの距離は約300m。向正面半ばから3コーナー付近まで上り坂が続き、残り800m付近から4コーナーにかけ下り坂となる。直線はAコース使用時で328.4mと短め。乗り難しく騎手の腕が問われ、しばしば波乱が起こるコース。

■「秋華賞2024」過去プレーバック

2023年 リバティアイランド

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着36リバティアイランド牝355.0川田将雅2:01.133.61
2着47マスクトディーヴァ牝355.0岩田望来133.53
3着12ハーパー牝355.0C.ルメール2.1/234.32

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2022年 スタニングローズ

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着47スタニングローズ牝355.0坂井瑠星1:58.0634.33
2着48ナミュール牝355.0横山武史1/234.02
3着59スターズオンアース牝355.0C.ルメールハナ33.51

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2021年 アカイトリノムスメ

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着612アカイトリノムスメ牝355.0戸崎圭太2:01.235.94
2着714ファインルージュ牝355.0C.ルメール1/235.52
3着59アンドヴァラナウト牝355.0福永祐一1/236.13

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監修:山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長

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