ドジャースはパドレスとのナ・リーグ地区シリーズを3勝2敗で制し、リーグ優勝決定シリーズへ進出。迎えたメッツとの戦いでは2試合を終えた段階で1勝1敗のタイとなっている。
ドジャースの攻守の要であるムーキー・ベッツ内野手は、快進撃を見せて勝ち上がってきたメッツに対してコメント。侮れない相手だと警戒心を見せている。
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■最有力のフィリーズを撃破
今季ナ・リーグ東地区では3位に終わったメッツだが、ポストシーズンでは強さを発揮。ブルワーズとのワイルドカードシリーズでは第3戦の9回に逆転勝利を収めて勝ち進むと、今季のナ・リーグ制覇最有力とも目されていたフィリーズとの地区シリーズでも勝ち越してリーグ優勝決定シリーズへ。いま最も勢いに乗るチームと言ってもいい。
そんなチームとの対戦にベッツは警戒心を露わにする。地元メディア『ドジャース・ネーション』がコメントを掲載し、「ポストシーズンで11勝0敗で勝ち抜けるチームはない」と切り出したベッツは、「残りの4チームはどこも強いチームで、ポストシーズンで全部を圧倒することなどできない」と厳しい戦いであると分析している。
また、メッツとの戦いについて、「(今回は)長いシリーズになるだろう」と短期決着では終わらないと予想しており、「彼らは強い。とても良いチームでここまで運で来たわけではない。彼らがやって来たことは認めている」と述べ、侮れない相手であると見立てている。
記事内でもシーズン序盤に22勝33敗と出遅れたチームが後半にかけて67勝40敗と盛り返したことに言及。「気を緩めればドジャースを脅かす可能性がある」と下剋上でのワールドシリーズ行きもあり得るとしている。
16日(日本時間17日)からはシティ・フィールドに場所を移して第3戦が行われるなか、ドジャースがメッツとの戦いを制して世界一へ前進することができるのか。
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