【MLB】逆転サヨナラ満塁弾、満身創痍のフリーマンに米メディア称賛の嵐 「痛めた足首で走る必要はない、良い夜を」

 

H.Ariga/SPREAD編集部

WS初戦で逆転サヨナラ満塁本塁打を放ったドジャースのフレディ・フリーマン
WS初戦で逆転サヨナラ満塁本塁打を放ったドジャースのフレディ・フリーマン(C)Getty Images

ドジャースフレディ・フリーマン内野手は25日(日本時間26日)、本拠地でのワールドシリーズ第1戦に「3番一塁」で先発出場。延長10回裏に逆転サヨナラ満塁アーチを放って、チームに劇的な勝利をもたらした。

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■「歴史上もっともクレイジーな瞬間」

43年ぶりとなるヤンキースとの世界一決定戦。劣勢の第1戦に決着をつけたのは、満身創痍のフリーマンだった。

ドジャース1点ビハインドで迎えた、延長10回裏の第5打席。、2死満塁でフリーマンは、相手6番手ネスター・コルテス投手の初球フォーシームを狙いすましたように強振すると、角度30度、速度109.2マイル(約175.7キロ)で舞い上がった打球は、本拠地ファンが待ち受ける右翼スタンドへ飛び込む逆転のサヨナラ満塁本塁打となった。

打った瞬間に勝利を確信したフリーマンは、バットを高々と掲げてベンチに視線を送ると、大絶叫でベースを一周。痛めた右足を庇いながら、チームメートが待ち受ける歓喜の輪へと飛び込んだ。

地元メディア『ドジャー・ブルー』のXは、「痛めた足首で走る必要はない、フレディ良い夜を」と投稿。値千金の一打を放った主砲に惜しみない賛辞を贈った。また、『ドジャース・ネーション』のノア・カムラス記者は、「ドジャース球団史上最高の勝利。歴史上もっともクレイジーな瞬間のひとつだ」と、大興奮の様子だった。

試合は、ドジャースが6-3でヤンキースに勝利。フリーマンの劇的な一打で、ワールドシリーズ第1戦を白星で飾った。「1番DH」で先発出場した大谷翔平投手は、5打数1安打。8回裏に同点のきっかけを作る貴重な二塁打を放って、勝利に貢献した。

第2戦は山本由伸投手が先発予定。本拠地連勝にも大きな期待がかかる。

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