ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地ヤンキースタジアムでのワールドシリーズ第5戦に「1番DH」で先発出場する。前日の試合では、負傷した左肩を庇いながら4打数1安打とチャンスメーク。試合には4-11で敗れたものの、走塁でも軽快な動きを見せた。
3勝1敗で迎えたヤンキースとの第5戦、ドジャースは悲願の4年ぶり世界一達成なるか。大谷のワールドシリーズ初アーチにも期待がかかる。
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■苦手のコールから2年ぶり本塁打なるか
相手先発は、昨季のサイヤング賞右腕ゲリット・コール投手。今季は17試合に先発し8勝5敗、防御率3.41。右ひじの炎症で出遅れたものの、6月中旬に戦列復帰してからはローテーションでフル回転。オールスター以降の12先発で防御率2.76と好投し、チームの地区制覇に貢献した。
34歳の現在でも、フォーシームの平均は95.9マイル(約154.3キロ)をマークするなど本格派として活躍。回転数はやや衰えの兆しが見られるが、被打率.189と強打者をねじ伏せる威力は健在だ。対左打者にはナックルカーブとカットボール、チェンジアップも駆使して打ち取る投球術が光る。
大谷はコールと(ポストシーズン含む)通算24打席対戦して、23打数4安打1四球。ワールドシリーズ第1戦でも3打数無安打と封じ込められ、打率.174と相性は今ひとつ。満身創痍の状態で再び相まみえるエース右腕から、2年ぶりの特大アーチなるか。悲願の世界一まであと1勝。
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試合情報
ドジャース-ヤンキース(ワールドシリーズ第5戦)
試合開始:日本時間10月31日(木)9時8分
中継情報:NHKBS/サブch102、フジテレビ系列、MLB.tv、SPOTVNOW