【MLB】ド軍が世界一で証明した負からの脱却「主張を黙らせた」 4年ぶり歓喜に導いたベッツは「誇りに思うし心から嬉しい」

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

【MLB】ド軍が世界一で証明した負からの脱却「主張を黙らせた」 4年ぶり歓喜に導いたベッツは「誇りに思うし心から嬉しい」
世界一に輝いたドジャースのベッツ(写真中央)(C)ロイター

ドジャースは30日(日本時間31日)、ヤンキースとのワールドシリーズ第5戦に挑み、7-6で勝利。通算4勝1敗として、2020年以来4年ぶり8度目の世界一に輝いた。

大谷翔平投手や山本由伸投手など大型補強を敢行して挑んだ2024年シーズンで、いきなりのワールドチャンピオン。MLB公式サイトがその歓喜の様子を伝えている。

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■5点のビハインドを追いつき再逆転

前日にヤンキースに初白星を許して迎えた第5戦。序盤はヤンキースの一方的なペースで連敗の危機もあったなか、ドジャースが粘り強い戦いを見せた。

5回に相手のミスも絡めて一挙5得点で追いつくと、再びリードを許して迎えた8回には、ギャビン・ラックス内野手、ムーキー・ベッツ外野手にそれぞれ犠飛が生まれ勝ち越し。最後は1点のリードを守り抜いた。

MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者は試合後に、「ドジャースが歴史的な逆転勝利でヤンキースを破り8度目のワールドシリーズ制覇」と題した記事を掲載。ドジャース戴冠の様子を伝えている。

記事内では決勝点をもたらしたベッツのコメントも掲載され、「我々が粘り強いのは明らかだった。今日の試合に勝てたのはクラブハウスに溢れる愛のおかげである」とチームでの勝利を強調したスーパースター。「それは勝利だった。愛だった。粘り強さだった。ただただ美しいものだった。我々を誇りに思うし、勝利を心から嬉しく思う」と興奮した様子で世界一に歓喜している。

今季のナ・リーグを制覇して、ポストシーズンではパドレス、メッツ、ヤンキースをそれぞれ下し頂点に上り詰めたドジャース。「スーパースターが勢揃いし、歴史的意義も大きなワールドシリーズで、ドジャースはより深みがあり、より基礎がしっかりしたチームであることを証明した」と評され、「コロナ禍で短縮された2020年シーズンの輝かしい栄光を除けば、10月はほとんど何もないという主張を黙らせた」と言及。ここ数シーズン続いていたポストシーズンでの不調を断ち切ったとしている。

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なお、今シリーズのMVPには4本塁打、12打点を記録したフレディ・フリーマン内野手が選出。ヤンキースとの注目されたワールドシリーズをものにしたドジャースが悲願の世界一に輝いた。

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