【JBCクラシック/3連単4点】JRA勢の一角を“消し” 狙いは進化を遂げて「コーナー6回がベスト舞台」に変わった脚質自在馬

【JBCクラシック/3連単4点】JRA勢の一角を“消し” 狙いは進化を遂げて「コーナー6回がベスト舞台」に変わった脚質自在馬
JBCクラシック2024の枠順

■穴は3着に突っ込んできそうな地方馬

今年のJBCクラシックは佐賀で行われることを見据え、59キロの斤量を背負うことを承知しながら、佐賀記念を使って結果を出し、コース経験が奏功すると判断してここはノットゥルノを中心に据えて勝負したい。

GIで勝ち切れないイメージのウィルソンテソーロ、まだGI実績が乏しく、目標にされて厳しい競馬を強いられそうなウィリアムバローズは、2、3着に取りこぼしそうなイメージがあるので、3連単フォーメーションで、ノットゥルノ1着固定にて少点数で行く。

GI3勝のメイショウハリオは、昨年の帝王賞以降勝ち星に見放されており、その内容もあまり良くない。7歳を迎えてピークは過ぎた印象。7歳馬の成績も【1.2.1.19】と、世代別でみると若い馬に比べて一枚落ちており、今回はバッサリ切る。

地方所属馬はやや厳しい戦いとなりそうだが、兵庫のキリンジは元々JRAに所属していた馬で、佐賀記念2着、名古屋グランプリ3着と、ノットゥルノ同様にコーナー6回のコースでは善戦してくるタイプ。勝ち負けまでは厳しそうだが、JRA勢の攻防で脱落した馬を尻目に、漁夫の利で3着まではありそう、との判断で、穴として3着欄にマークしておく。

JBCクラシック2024 結論・買い目

◎(5)ノットゥルノ
〇(10)ウィルソンテソーロ
▲(9)ウィリアムバローズ
△(2)キリンジ

3連単フォーメーション(4点)
1着:5
2着:10、9
3着:10、9、2

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◆著者プロフィール

石川豊●いしかわゆたか
20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。