ヤンキースのゲリット・コール投手が4年1億4400万ドル(約220億3200万円)の契約で球団に残ることに合意したと4日(日本時間5日)、米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者ら複数の米メディアが報じた。
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■「両者ともに残留を望んでいる」
コールは2020年に9年3億2400万ドルの大型契約でヤンキースに移籍。契約は2028年までだが、来季以降の4年1億4400万ドルの契約を破棄できる権利(オプトアウト)を持っていた。
2日(同3日)にはコールがオプトアウトを行使したと報じられていたが、現行の契約(4年1億4400万ドル)で残留に合意したという。
米スポーツ専門局『ESPN』ジェフ・パッサン記者は「コールは、契約延長の話し合いは後で行われると考え、既存の契約に合意することにした。両者ともに残留を望んでいる」と伝えている。
34歳のコールは2023年シーズンは33試合に登板し15勝4敗、防御率2.63でサイ・ヤング賞を受賞。今季は右肘炎症のため6月下旬まで負傷者リスト入りしたが、その後は17試合登板で8勝5敗、防御率3.41をマークした。ポストシーズンでは5試合を投げて1勝0敗、防御率2.17でチームのワールドシリーズ進出に貢献した。
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