MLBは2024年シーズンが終了し、ストーブリーグに突入。各球団の移籍選手の動向には注目が集まっている。
そんななか、米スポーツ専門局『ESPN』が今オフのフリーエージェント選手をランキング形式で紹介。争奪戦も予想される選手たちが上位に名を連ねている。
◆T・ヘルナンデスが“FA打者トップ10”で3位に選出 32歳スラッガーがド軍で見せた変化に注目「2024年には改善した」
■アストロズで飛躍の菊池も上位に
『ESPN』のカイリー・マクダニエル記者が掲載したのが「MLBフリーエージェント上位50人のランキングと契約予想」と題した記事。移籍が予想される選手たちをピックアップして格付けしている。
1位に選出されたのがヤンキースのフアン・ソト外野手。2024年シーズンのア・リーグ優勝チームで主軸を担ったソトは、まだ26歳の若さということもあり人気銘柄として注目選手の筆頭に挙げられている。
記事内でも「ソトはこのクラスのトップに位置する代表的なフリーエージェント選手である」と記述があり、「ソトが総額7億ドル超えの大型契約を結んでも驚きがない」とドジャースが2023年オフにエンゼルスから獲得した大谷翔平投手を超える数字が並ぶ可能性を示唆。有力な候補としてヤンキースとメッツのニューヨーク2球団の名前が挙がっている。
なお、同ランキングの上位には日本選手も名を連ねており、2位に入ったのはロッテからのメジャー挑戦が囁かれる佐々木朗希投手。「今年の市場に加わる可能性があり、すぐに引く手あまたになるだろうから彼をここに含める」と期待を込めてノミネート。獲得候補としてドジャースを挙げており、「昨オフにショウヘイ・オオタニとヨシノブ・ヤマモトを獲得したのと同じように可能性が高い」と本命に指名している。
ほかにもシーズン途中にトレードされて、アストロズで輝きを放った菊池雄星投手が「4年契約を結ぶと予想する」と期待を込めて11位に入るなど、各球団の注目選手が市場に並ぶことになる。はたして今オフのストーブリーグを制する球団はどこになるのか。
◆「フアン・ソトはモナリザ」代理人が存在価値を名画に例える 「全盛期があと15年」と若さ強調 契約は大谷翔平に迫る7億ドル規模か