第49回エリザベス女王杯(GI、芝2200m)が行われる京都競馬場の馬場情報が10日、JRAより発表された。京都は芝・ダートともに「良」でスタート。
芝のクッション値は「11.1/やや硬め」、芝の含水率はゴール前7.9%、4コーナー6.8%と計測された。
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■土曜京都芝で好走が目立ったキンカメ系
前日の京都芝のクッション値は「11.1/やや硬め」で日曜と同じ。時計の出やすい馬場状態でエリザベス女王杯と同じ芝2200mの施行はなかったが、土曜京都10R・修学院S(ショウナンアデイブ)の芝2000mの勝ち時計は1分57秒8と高速決着だった。
土曜京都11R・デイリー杯2歳S(ランフォーヴァウ)の芝1600mの勝ち時計は1分34秒7。2023年(ジャンタルマンタル)の1分34秒5より遅いタイムだが、少頭数でスローペースが大きく影響した様子。
昨年エリザベス女王杯の当日のクッション値は「9.4/標準」。日曜も天気は持ちそうなので昨年(ブレイディヴェーグ)の勝ち時計2分12秒6より速い決着が予想される。
土曜芝で目立ったのは高速馬場に強いキンカメ系の活躍で京都11Rは父ロードカナロア(ランフォーヴァウ)、京都12Rは父キングカメハメハ(キングサーガ)、京都8Rは障害とはいえ、父ルーラーシップ(スマイルスルー)が勝利と今の京都にマッチしている血統だ。
キングカメハメハ産駒のエリカヴィータとスタニングローズ、ロードカナロア産駒シンティレーション、ドゥラメンテ産駒のゴールドエクリプスの4頭は狙って面白い存在だろう。
2024年エリザベス女王杯(当日)
含水率
┗ゴール前=芝7.9%|ダ3.3%
┗4コーナー=芝6.8%|ダ3.5%
芝のクッション値=11.1[やや硬め]
2023年エリザベス女王杯(ブレイディヴェーグ)
含水率
┗ゴール前=芝11.6%|ダ10.2%
┗4コーナー=芝9.1%|ダ11.1%
芝のクッション値=9.4[標準]
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