【プレミア12】今夏の「MLB全体ドラ1」が侍ジャパンと激突 豪州代表“大物二塁手”バザーナに要注目

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【プレミア12】今夏の「MLB全体ドラ1」が侍ジャパンと激突 豪州代表“大物二塁手”バザーナに要注目
2024年のMLBドラフト全体1位、トラビス・バザーナ(C)Getty Images

野球最強国を決める国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」が、11月9日に開幕した。井端弘和監督率いる日本代表「侍ジャパン」は、13日の初戦で豪州代表と対戦する。

2019年の第2回大会に続く連覇達成に期待が高まるが、格下相手の初陣とは言え油断は禁物。とりわけ注意したいのは、今夏のMLBドラフト全体1位指名を受けたシドニー出身のトラビス・バザーナ内野手だ。

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■パワーとスピードを兼ね備えたスター候補

日本戦でリードオフマンを務めると見られるバザーナは、豪州出身選手として初のメジャー全体1位指名を受けた右投げ左打ちの二塁手。

中学時代から、豪州のプロリーグでプレーした経験を持つ。米オレゴン大学時代は通算打率.360、45本塁打、165打点、66盗塁の好成績。今季7月にガーディアンズに入団すると、傘下のマイナーHigh-Aで27試合に出場し、打率.238、3本塁打、12打点、5盗塁、OPS.765を記録。パワーとスピードが魅力のスター候補生が、プロ生活の第一歩を踏み出した。

過去のドラフト全体1位指名では、昨季がパイレーツのポール・スキーンズ投手、2019年はオリオールズのアドリー・ラッチマン捕手、11年はヤンキースのゲリット・コール投手など錚々たるメンバーが顔を揃える。

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球界を代表する選手になる可能性を秘めたバザーナが、侍ジャパンの投手陣相手にどのようなパフォーマンスを見せるのか。試合開始直後から注目してほしい。

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