【MLB】大谷翔平、またも“満票選出”で3度目の年間MVP受賞 指名打者では史上初の金字塔

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】大谷翔平、またも“満票選出”で3度目の年間MVP受賞 指名打者では史上初の金字塔
2024年のナ・リーグMVPを受賞したドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

メジャーリーグ公式は21日(日本時間22日)、全米野球記者協会所属の記者投票による今季の年間最優秀選手(MVP)を発表。ナ・リーグはドジャース大谷翔平投手が投票者30名の1位票を全て集め、3度目の満票受賞。指名打者での選出、3度目の満票受賞はどちらも史上初の快挙となった。

また、ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が2022年以来2度目の選出。現役最高のスラッガーふたりが揃って栄誉に輝いた。

◆【実際の動画】大谷翔平、MVP発表の瞬間!夫人と愛犬デコピンも参加し祝福!当の本人は「やば、全然聞いてなかった」と苦笑いする一幕も

■打者専念のシーズンで快挙達成

ドジャース移籍1年目の大谷は、レギュラーシーズンで打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036と圧巻の好成績。右ひじ手術のリハビリを重ねながら、指名打者として159試合に出場し、本塁打と打点の二冠王を獲得。メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」超えを果たすなど、数々の記録を塗りかえた。

さらに、メジャー7年目で初出場となったプレーオフでは、パドレスとの地区シリーズ第1戦で3点ビハインドから値千金の同点3ランを放つなど、ドジャース強力打線の中心として圧倒的な存在感を放ち続けた。

ワールドシリーズ第2戦では盗塁の際に左肩を痛め、亜脱臼による関節唇断裂。離脱の危機に見舞われるも、強行出場を続けてチームを4年ぶり8回目の世界一に導いた。

Advertisement


大谷の年間MVP受賞は2021年、23年に続いて2年連続自身3度目。両リーグでの選出はフランク・ロビンソン(1961年レッズ、1966年オリオールズ)以来、史上2人目の快挙達成となった。

◆ドジャース同僚が明かす大谷翔平の素顔「50-50を達成した夜、帰りのバスではアニメの話」 ストレス無縁の姿に「そこが一番クレイジー」

◆大谷翔平、今季ドジャースタジアムだけでプレーしていたら「60本塁打」だった 公式データで明らかに

◆ウィットJr.が首位打者、ゴールドグラブ、トリプルスリーでもMVPならず 受賞のジャッジ「今後、何年も戦いを繰り広げるだろう」