【MLB】大谷翔平、今季ドジャースタジアムだけでプレーしていたら「60本塁打」だった 公式データで明らかに

 

H.Ariga/SPREAD編集部

ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

ドジャース移籍1年目で、悲願の世界一を達成した大谷翔平投手。今季は打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036の好成績で本塁打と打点の二冠王を獲得。21日(日本時間22日)には、指名打者として史上初のナ・リーグ年間最優秀選手(MVP)を受賞し、前人未到のキャリアに新たな金字塔を打ち立てた。

2018年の渡米から、積み上げた本塁打は通算225本。今季の54本塁打は自身最高成績、得意の本拠地ドジャースタジアムでは打率.330をマークし28本塁打を放った。もしも、大谷がドジャースタジアムだけで試合をしていたら、60本塁打になっていたという。

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■近年は本塁打が出やすいドジャースタジアム

MLB公式のデータページ『Baseball Savant』には、球場ごとの偏りを表す指標「パークファクター」が掲載されている。安打や本塁打の出やすさを始め、打球の飛距離に影響する要素(風、標高、気温、屋根の有無など)が比較できる。

平均を100とした場合、直近3年間でドジャースタジアムは本塁打の出やすさが「122」を記録。メジャー全30球場で2番目の高指標となっている。ドジャースの強力打線に後押しされた部分はあるものの、かつての「ピッチャーズパーク」というイメージはあまりない。

これを踏まえた上で大谷の「球場別本塁打期待数」を算出すると、今季全試合ドジャースタジアムのみで出場した場合、シーズン60本塁打を記録していたという公式データが明らかになった。

移籍1年目で、ドジャースの球団記録を塗り替える54本塁打を放った大谷。来季も得意の本拠地で、数えきれないほどの特大アーチを量産してほしい。

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