5月16日、本田圭佑選手が表参道ヒルズで開催された「HUBLOT LOVES FOOTBALL Special Exhibition」開催記念イベントに参加した。
同イベントは2015年からサッカー日本代表にもオフィシャルウォッチを提供しているスイスの時計ブランド「ウブロ」が開催。

「サッカーの王様」ペレともパートナーシップを結んでいるリブロ。イベントではこのことについて、本田選手は「サッカーを始めたきっかけはペレで、かつW杯に向かっていく僕としては思うところはある」とコメント。
「物心つき始めたころに、父親とレンタルビデオを借りに行って、白黒ながら、ペレのW杯のプレーを見せられた。プレーが(具体的に)何がすごいのかはわからなかったが、子どもながらにペレの動きだけが違うっていうのが感覚的にはあり、それがW杯を目指し始めたきっかけになった」
メッシのプレーで特にすごいと思う部分は…?
ペレがきっかけでサッカーを始めたという本田選手だが、「これまで対戦した選手ですごいと思う選手は」という質問には、「1人選べ、と言われたらメッシ」と回答。
ただ、本田選手がメッシ選手の特にすごいと思う部分は、ドリブルやシュート、パスの技術ではなく、「ピッチでの振る舞い」だという。
「自信に満ち溢れているじゃないですか。(メッシ選手は)得点シーンばかりが注目されますが、結構ボールは失うんです。日本でニュース見ているとメッシがボール失っているシーンはあまり出てこないですが」
「カカ、トーレス、バロテッリ。こうした選手とも一緒にやらせてもらいましたが、一流の選手はミスしたあとの振る舞い、姿勢が明らかに他の選手と違うと思っています。そういうものがメッシからはすごく感じられますし、学ばせてもらっています」
ミスした後に、いかにそのミスに引きずられず次のプレーを続けられるか。こうしたちょっとしたところに、一流選手とその他の選手の違いが現れてくるのかもしれない。
《大日方 航》