ドジャースは3日(日本時間4日)、ジャイアンツからフリーエージェント(FA)となっていたブレイク・スネル投手の入団会見を行った。2度のサイ・ヤング賞を誇る左腕の獲得で、ドジャースの投手陣はさらに厚みを増した。
MLB公式サイトはスネルの入団について詳細を報じ、ドジャーススタッフとの関係性やこれまでの実績を伝えるなど期待を寄せている。
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■今オフの補強優先事項
MLB公式サイトのフアン・トリビオ記者が掲載したのが「スネルにとって、強力なドジャースに入団するという『本当に簡単な』決断」と題された記事。ドジャースが今オフ、有力な先発投手の補強が優先事項だったとし、エース格であるスネルの獲得に安堵していると伝えた。
記事内で言及されたのがドジャースの編成本部長を務めるアンドリュー・フリードマンとの関係性。「私は彼が18歳のころから知っていますが、彼の歩み、彼が成し遂げた素晴らしい成功を見守ることは本当に特別なこと」と語ったフリードマンは、スネルが2011年にレイズに加入した際の試合運営担当の副社長を務めていた。「ロサンゼルスに加わることでスネルはフリードマンと再会することになる」と再タッグ形成には期待が寄せられる。
また、「2018年以降にスネルほど圧倒的な投球を見せた投手は多くない」とつづられ、投手としての実績に言及。2018年にレイズ、23年にパドレスでそれぞれサイ・ヤング賞に輝き、ここまでの9イニングあたりの奪三振率「11.2」がMLB史上最高であると記されている。
「本当に才能のある選手が揃った」と補強に自信を深めたフリードマン。はたして、スネルはエース格として迎え入れられたドジャースで、連覇に向けて重要な役割を担えるのか。
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