ヤンキースから今オフFAとなり、移籍先が注目されていたフアン・ソト外野手がメッツと契約合意に達したと8日(日本時間9日)、現地複数メディアが報じた。
15年7億6500万ドル(約1147億円)という超大規模契約と報じられており、ドジャース・大谷翔平投手が昨オフに結んだ10年7億ドルの契約を上回る、プロスポーツ史上最高額の契約となる。
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■今オフ最大の注目選手
26歳の若きスラッガーは今オフのFA市場で最大の注目を集めており、これまでにドジャース、ブルージェイズ、レッドソックスなども獲得を検討していると伝えられてきたが、新天地は古巣ヤンキースと同じニューヨークのメッツとなったようだ。
2018年にナショナルズでデビューしたソトは19年のワールドシリーズ制覇に貢献。その後パドレスとヤンキースでプレーし、メジャー7年で936試合に出場。934安打、201本塁打、592打点、打率.285をマークし、キャリア通算OPSは.953という高水準の成績を残している。
大谷翔平投手が在籍するドジャース含め、ソト争奪戦に参戦していた他球団は方針転換が求められてくる。今後、ソト同様に移籍先が注目されているテオスカー・ヘルナンデス外野手(ドジャースからFA)の動向にも新たな進展がみられそうだ。
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