ドジャースが今オフの移籍市場で再契約を目指しているのがテオスカー・ヘルナンデス外野手。しかし、獲得への動きが伝えられながらも交渉は停滞しているとされ、実現には至っていない。
そんななか、ドジャースの地元メディアは代案として3人の選手をピックアップ。日本選手も含まれており、大谷翔平投手や山本由伸投手との共闘実現なるかは注目される。
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■キム・ハソン、ロバートJr.も候補に
現地メディア『ドジャース・ネーション』が掲載したのが、「ドジャースはテオスカ・ヘルナンデスと行き詰まり:3つの代替案を検討中」と題された記事。T・ヘルナンデスとの交渉がまとまっていないことに言及しつつ、他の選手に切り替える可能性も示唆している。
『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者の証言を伝えた記事内では、「可能性のある選択肢にはフリーエージェントの内野手であるキム・ハソン、トレードの(可能性がある)カブスのセイヤ・スズキ、ホワイトソックスのルイス・ロバート・ジュニアが含まれる」と言及。「ドジャースがどれほどこの取引の追及に真剣であるか、また現実的であるかは分からない」としつつも、T・ヘルナンデスと同じ右バッターがリストアップされているとしている。
3人に名前が挙がった鈴木誠也外野手は2024年シーズンは打率.283、21本塁打、OPS.848などを記録した一方で、シーズン途中からは指名打者に回った。さらに、カブスが今オフにアストロズからカイル・タッカー外野手を確保したことにより引き続きフルタイムのDHとして起用される見通し。ヤンキースに移籍したコディ・ベリンジャー外野手とともにトレードの可能性も伝えられており、ドジャースからの関心が現実的になればどのような判断を下すのかは注目される。
本命であるT・ヘルナンデスとの交渉が滞るなか、代替案のひとりとして浮上した鈴木。大谷とは1994年生まれの盟友だが、はたしてドジャースで同級生コンビがラインナップに並ぶことはあるのか。
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