【京都記念/追い切り診断】打倒チェルヴィニア一角に「A」の高評価 「驚異の粘りに要警戒」 豊富な運動量で馬体締まり“前走以上”

【京都記念/追い切り診断】打倒チェルヴィニア一角に「A」の高評価 「驚異の粘りに要警戒」 豊富な運動量で馬体締まり“前走以上”

第118回京都記念(16日/GII、京都芝2200m)には、紅一点のチェルヴィニア、大崩れのない7歳馬ヨーホーレイク、京都は2戦していずれも馬券内のソールオリエンスなどが出走予定。

本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「セイウンハーデス」を取り上げる。

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■セイウンハーデス

セイウンハーデス調教動画

ブリンカーを装着するようになりマシにこそなったが、本質的には他馬を恐がる臆病な性格の持ち主。そして、この影響により外から被せられることを極端に嫌がる。こうなると当然ながら同馬の能力を存分に発揮させる策など、それほど多くない。それはそうだろう。揉まれずスンナリの形、その上で被される前に抜け出し切ってしまうしかないのだから……。

この馬には前走の形しかないのである。レースぶりに幅がないだけに、周りのアクションに影響を受けやすい不安定なタイプであることは間違いなかろう。ただし、型に嵌まった時の強さが底知れないことも忘れてはいけない。ある意味で背水の陣のようなものなのだろう。そもそも、その前走が強烈。状況としては約1年5カ月ぶりの長休明け、前半5F58秒4と先行馬壊滅の流れでしかなかったのである。そんな中でのワンテンポもツーテンポも早い積極策からの掲示板確保。父から譲り受けた非凡なスピードとフットワークの大きさからくる強い惰性を侮ってはならない。自分の形にさえ持ち込めれば、同馬の驚異の粘りを発揮するのだ。

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前走時に比べれば、この中間の方が遥かに順調。坂路とプールを併用し、びっしりと乗り込んできた。前走時から取り入れたプール調教は、脚元への配慮もあるが、運動量を増やすことを重きに置いている。これによって馬体も締まり、更に動けることは必至なだけに、ここも注意して損はなし。重賞初勝利を飾った七夕賞と同じ木曜最終の坂路追いで、きっちりと仕上がった。要警戒。

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