ユベントスが5月19日のセリエA最終節でベローナに2-1の勝利を収め、この試合が同クラブでのラストゲームになるGKジャンルイジ・ブッフォン選手の有終の美を飾った。
後半19分にカルロ・ピンソーリョ選手との交代で退いたブッフォン選手は、最後にチームメイト全員と抱擁を交わし、ホームの観客からの盛大な拍手に見送られた。
万雷の拍手に迎えられて、#ブッフォン がピッチを後にした????
最後は一人ひとりと抱擁をかわし、ユヴェントスのシャツを脱いだ????
????????セリエA最終節
????#ユヴェントス×#ヴェローナ
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— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) May 19, 2018
その様子に日本のファンからも、「こんなん泣いてまうやろ」「マルキージオとブッフォンの抱擁は泣きそうになった」「存在の大きさ、偉大さが垣間見れるいい映像ですね」「これだけファンから愛される選手ってこれからのサッカー界現れるのかしら」などのコメントが寄せられている。
ディバラも惜別のメッセージ
2001年からユベントスのゴールマウスを守り続けてきたブッフォン選手は、ゴールキーパーとして史上初めてUEFAチャンピオンズリーグMVPを獲得するなど、世界最高峰のキーパーとして長く活躍してきた。
一番後ろで味方を鼓舞し、その背中を後押ししてきたブッフォン選手。ユベントスの低迷期も黄金期も経験し、多くの勝利と敗北を見守ってきた。
大きな存在を失うことにチームメイトのパウロ・ディバラ選手は、「100の試合と1040日を共にした。笑顔、喜び、涙、抱擁。あなたは私にとても多くのことを教えてくれました。私はあなたと多くの目標を達成してきました」と、自身のインスタグラムで別れを惜しんだ。
「あなたにふさわしい最高の将来が待っていることを祈っています」
今後の去就に注目が集まる
引退か現役続行か。今後の去就を明確にしていないブッフォン選手だが、現役続行なら「興味深いオファーがある」と話しており、フランスのパリ・サンジェルマンが興味を持っていると伝えられている。
ユベントスでセリエAを7連覇し、イタリア代表でも2006年のワールドカップ(W杯)を制したブッフォン選手は、史上最も成功したゴールキーパーの1人に数えられる。
しかし、彼の輝かしいキャリアでも、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の優勝トロフィーだけは獲得したことがない。
CL優勝が狙えるチームで最後のチャンスに懸けるか。