10月20日、『ラグビーワールドカップ2019日本大会(W杯)』で史上初のベスト8入りを果たし、南アフリカとの準々決勝に挑んだ日本代表。
前半40分を終えた時点では3-5と競った展開だったが、後半は徐々に差を見せつけられて最終的には3-26で敗れた。日本代表のW杯はここで幕を閉じた。
選手たちが払ってきた犠牲
「全てを犠牲にしてきた」
大会中、日本代表選手たちはこのようなコメントを残してきた。
その言葉を裏付けるかのように、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)はスコットランド戦前の会見にて、今年だけでも240日の合宿を実施してきたことを明かしている。
選手たちが犠牲にしてきたものの中には、家族との時間も含まれるのだろう。
2015年前回大会では日本代表として活躍し、この日の南アフリカ戦は解説として見届けた五郎丸歩選手も、選手たちが払ってきた犠牲について語った。
「本当に彼らは犠牲にしたと思います。家族との時間もないですし、自分の時間もないですし。日本のラグビーのためにこの4年間体を張り続けて、みなさんの期待に応えてくれたと思います」
試合後、グラウンドで記念撮影を行った日本代表メンバー。そこには子供たちと共に映る選手たちの姿があった。
最後は記念撮影????想像を絶するような苦労と努力を共にしてきた仲間たち✨#RWC2019 #JPNvRSA #WebbEllisCup #RWC東京 pic.twitter.com/6uBKnBb4K3
— ラグビーワールドカップ (@rugbyworldcupjp) October 20, 2019
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