東京パラリンピック第2次抽選の詳細が発表 陸上パラアスリート堀越信司がゲスト参加、想いを語る

東京パラリンピック第2次抽選の詳細が発表 陸上パラアスリート堀越信司がゲスト参加、想いを語る

東京2020パラリンピック開幕まで231日となった1月7日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が都内で観戦チケット第2次抽選の詳細を発表した。また陸上競技パラアスリートの堀越信司選手(NTT西日本)も登壇した。

申込者数は最盛況のロンドンパラの約3倍に

東京2020パラリンピック観戦チケットの第2次抽選販売が2020年1月15日未明に始まる。第1次抽選販売では車いすの球技やメダルのかかるチケットを中心に売れ行きは絶好調。

観戦チケットの総数はスタンドや観覧席のレイアウトが最終確定していないため未発表だったが、日本では「2019ラグビーワールドカップ日本大会」の盛り上がりもあって、過去のパラ大会で最も盛況だったという2012ロンドンパラリンピックの約3倍のチケット申込者数、申込枚数に達している。

第1次抽選販売における実績は、114万枚を売り上げた2012ロンドンパラリンピックの3倍というから、東京2020パラリンピックへの関心の高さがうかがえる。

すでに終了している東京2020パラリンピック第1次抽選販売状況を整理してみよう。申し込み人数は約39万人第1希望の申し込み枚数約311万枚第1希望と第2希望を合わせると約359万枚。そして当選人数は約16万人販売済みチケット枚数は約60万枚だという。

その他にも第1次抽選販売における傾向も明らかになった。

  • 車いすの球技のメダルセッションは、比較的申し込みが多かった。
  • 陸上(オリンピックスタジアム)を中心に、昼間よりも夜のセッションのほうがチケットに余裕があった。
  • 最上位席のA席に申し込みが多かった。
  • 平日に比べ、土曜日と日曜日開催のセッションの申し込みが多かった。
  • 9月開催のセッションに比べて、8月開催のセッションの申し込みが多かった。
  • オリンピック同様に、座席が多い会場での競技やセッション数が多い競技は申し込みが分散した。

会場の大きさや試合・レース数にもよるのでそのまま人気種目とは言えないが、第1次抽選販売では「開会式」「閉会式」をはじめとして、「バドミントン」「自転車トラック競技」「馬術」「5人制サッカー」「射撃」「トライアスロン」「車いすテニス」に申し込みが殺到したようだ。

東京の街を走るというのが醍醐味

東京2020組織委員会の古宮正彰副事務局長

子どもたちや若い人にパラスポーツの魅力を生で見てほしいんです。その迫力を感じ、ルールや楽しみ方を知ってほしい。東京2020パラリンピックを肌で感じていただきたい」と、東京2020組織委員会の古宮正彰副事務局長。

陸上競技パラアスリートの堀越信司選手の会見の様子

この日の記者発表には、東京2020で4大会連続となるパラリンピック出場が内定している陸上競技パラアスリートの堀越信司選手(NTT西日本)がゲスト参加。

大会にかける意気込みを語るとともに、「新国立競技場は座席が6万席あると聞いていますが、両親や親戚や友だちがチケットを申し込んでくれたにもかかわらず、みんな当たっていないので今回の第2次抽選に懸けています」とコメント。

2013年に東京2020開催が決定し、それ以来出場することを目指してやっとここまできました」という堀越選手。

陸上競技パラアスリートの堀越信司選手

「東京パラリンピックというからには、そのマラソンはやっぱり東京の街を走るというのが醍醐味ですから、これが現実になったのはうれしくてたまらないです。6年半待っていたのでマラソンを走れるのはワクワクする気分です。ゴールとなる国立競技場や沿道でみなさんに見てもらい、アスリートの姿を感じることによってなにかをつかんでもらえれば

そんな注目の東京2020パラリンピックは、2020年8月24日に開幕し、9月6日に閉幕する。22競技が実施され、さまざまな種類のチケットが用意されている。観戦チケットは2019年8月22日に第1次抽選販売が始まり、今回は第2次抽選販売。

今後は2020年春に春期販売として、公式チケット販売サイト街中のチケット販売所公式リセールで残りチケットを発売する計画。

チケット抽選申し込み期間は1月15日から1月29日午前11時59分まで。抽選結果発表は2月18日。購入手続きは3月2日23時59分まで。申し込みは公式チケット販売サイトで受け付ける。

また組織委員会では、公式チケット販売チャネル以外からのチケット購入は詐欺などの犯罪被害に遭う恐れがあるとして、購入しないように呼びかけている。非公式チャネルで購入したチケットは会場には入れないと注意喚起する。

≪山口和幸≫

≪関連記事≫

パラトライアスロン・谷真海が『CROSS LINE』に出演 “アスリートと東北人(とうほくびと)”の対談

パラ陸上・井谷俊介のドキュメンタリーが配信 右脚切断の大事故を経てアジア最速の男へ

パラトライアスロン・谷真海のストーリーを現代版歌絵巻に 向井秀徳がオリジナル楽曲を手がける

錦織圭、パラリンピック聖火ランナー募集会見に登場 コンセプトは「おもいやりと、おもてなしの、光をひろげよう」

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします