テニスの全豪オープンで1月23日、男子シングルスの試合中に、選手の打った球がボールガールを直撃してしまうアクシデントが起きた。
ボールを打ったのは世界ランク1位のラファエル・ナダル選手。ナダル選手はフェデリコ・デルボニス選手(アルゼンチン)との第3セット終盤に、デルボニス選手のサーブをリターン。この球がコートサイドに控えていたボールガールの頭に当たった。
ナダル選手は慌ててボールガールに駆け寄ると無事を確認。おわびのキスで少女の無事を祝福した。
ボールが少女を直撃したことについて、ナダル選手は「彼女にとっては良くない瞬間だった。私にとっても恐ろしい瞬間。ボールはアッと言う間に彼女にぶつかった」とコメント。すぐに無事だとアピールした少女を「勇敢な女の子だ」と称賛した。
After accidentally hitting a ball girl in the face during the second round of the #AUSOpen, Rafael Nadal apologized and called her “super brave.” ❤️ pic.twitter.com/uOlVm49qq4
— ESPN (@espn) January 23, 2020
インスタグラムでボールガールと2ショット
試合の翌日にナダル選手はインスタグラムを更新し、ボールガールを務めた少女との2ショットを載せた。
「アニタが元気で良かった。私は彼女と彼女の兄弟のマーク、両親に会う機会がありました。ありがとう」
ナダル選手のインスタグラムには多くのコメントが寄せられ、投稿から1時間ほどで16万回以上いいねされた。
- ラファも彼女もグレートだ!
- ラファの優しさが素晴らしい
- さすがラファ。コートの中だけでなく外でもレジェンドの振る舞い
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