5月24日にヴィッセル神戸への加入が正式発表され、来日したイニエスタ選手。推定年俸32.5億円の3年契約と言われており、イニエスタ選手は3年間で約100億円を得ることとなる。
これまでのJリーグの中ではヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表、ルーカス・ポドルスキ選手の6億円が最上位だったが、それを越えてJリーグ最高年俸の選手となった。
以前は国内での比較を行ったが、世界に目を向けてみると、この年俸は一体どの程度の位置づけなのか。
イニエスタの推定年俸32.5億円ってどれだけ凄いの?国内スポーツと比較すると、その凄まじさがわかった | SPREAD
スペイン紙・マルカが発表した年俸ランキングに当てはめてみる
スペインの日刊スポーツ紙・マルカが2018年1月に報じたサッカー選手の年俸ランキングに当てはめてみるとどうなるのか。
1位はバルセロナに所属するリオネル・メッシ選手の約62億円。さすがはメッシ選手といったところだろうか。

リオネル・メッシ選手 (c)Getty Images
2位は当時上海申花に所属していたカルロス・テベス選手(現在はボカ・ジュニアーズに所属)の約51億円で、3位はパリ・サンジェルマンに所属するネイマール選手の約49億円だった。

カルロス・テベス選手 (c)Getty Images

ネイマール選手 (c)Getty Images
そして、このつぎ第4位にイニエスタ選手がランクイン。「32.5億円」という年俸額がいかに凄いかということがわかる。また、同一4位には上海上港に所属するオスカル選手がいた。
イニエスタ選手の上位にランクインしている選手たちは、実力はもちろんサッカーファンなら誰もが知る”超有名”プレイヤーである。
ちなみに、先日欧州最高のクラブチームを決めるCLで史上初の3連覇を成し遂げたレアル・マドリードのエースであるクリスティアーノ・ロナウド選手の年俸額は約28億円だった。
年俸額はチームや運営元の状況等でも変わるため、それだけでプレイヤーの全てを測ることはできないが、改めてイニエスタ選手の年俸が凄まじい額であることがわかる。
「イニエスタ」という存在が、日本サッカーにどう影響するか
初めて移籍が噂されてからこれまで、世界中で数多く報道されていたイニエスタ選手。
世界でもトップクラスのスター選手が、日本サッカーにどう影響するのか。多くのファンがJリーグを良い方向に変えてくれることを望んでいるだろう。
その類稀なる才能と経験を存分にいかし、これからの日本サッカーを盛り上げる起爆剤となってくれることが期待される。