男子テニスの錦織圭選手が自身のインスタグラムを更新。「1年程度の延期」が決定した東京五輪について語った。
錦織選手は練習拠点のあるアメリカ・フロリダ州に滞在。昨年受けた右ヒジの手術から復帰を目指し、インスタグラムでは練習動画を公開してきた。
アメリカでも全土で新型コロナウイルスの感染者が増えている。錦織選手も身の回りの変化を感じているようだ。
「スーパーとか少し物資がなかったり、物がなかったりします。ちょっと大変なときではありますが何とか練習はできているので、いつになるか分かりませんけど復帰したときは強く戻ってこれるように頑張ります」
東京五輪の延期には「安心」 1年後までにいい準備を
錦織選手は東京五輪の延期について、中止を避けられたこと、大きな混乱のなかで開催に至らなかったことで「安心した」と語る。
「今朝、オリンピックのニュースを聞いて少し安心しました。キャンセルでなかったのと、延期したことはどの選手にとっても良かったことだと思うので。もちろんしっかり準備していた選手にとってはつらいですが、この状況なので練習ができてない選手だったりいろんな差も出てきてるのかなと思っていました」
1年後にまた東京で五輪が開かれることを「嬉しく思う」と錦織選手。そのチャンスをいい形で迎えられるように準備して待ちたいと2021年に備える。
最後は「なるべく早く苦しい状況が直るようにみんなで対策を取って頑張りましょう」と締めくくった。
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