ニューヨーク・ヤンキースなどでプレーし、昨シーズン限りで引退したCC・サバシアさんが、自身のポッドキャストで「これまで見てきたなかで最高の野球選手は大谷翔平だ」と語った。
メジャーリーグで19シーズン戦い、数々の名選手と対戦してきたサバシアさんをして「メジャーリーグのレベルでは誰もやったことがないことをやっている」と言わしめた。
サバシアも「冗談だろ?」と驚く大谷翔平の二刀流
2001年にメジャーデビューしたサバシアさんは、メジャー通算251勝を挙げ、最多勝のタイトルも2度獲得。球界を代表する左腕のひとりだった。
ヤンキースではデレク・ジーターさん、アレックス・ロドリゲスさん、マリアーノ・リベラさんら錚々たるメンバーと肩を並べてプレーしたほか、マイク・トラウト選手、アルバート・プホルス選手、ミゲル・カブレラ選手ら球界を代表する強打者との対戦経験もある。
「私は以前から言い続けてて、そのたびにみんなは笑うけど、彼は私がいままで見たなかで最高の野球選手だ」
サバシアさんは、メジャーの舞台で投打の二刀流を実践した大谷投手について、これまでにはなかった存在だとしている。
「打球を900フィート飛ばしてボールを99マイルで投げるなんて冗談だろ? 他に誰がそんなことできる? メジャーリーグのレベルでは誰もできなかった」
サバシアさんは大谷投手がロサンゼルス・エンゼルスを選んだことも良かったと語る。1年目の大谷投手は打率.285、22本塁打、61打点の成績を残したが、オープン戦ではメジャーならではの変化球や投球術に苦しみ「打者失格」の声も出た。
もし移籍後にすぐ結果を求められるヤンキースだったら、シーズンでは打席に立つ機会がなかったかもしれない。
参考:https://nypost.com/2020/04/28/cc-sabathia-on-shohei-ohtani-best-baseball-player-ive-ever-seen/
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