5月3日放送の『神様に選ばれた試合』ではサッカーの三浦知良選手、野球の田中将大投手にまつわる伝説の試合を振り返る。
新型コロナウイルスの影響により各種スポーツイベントが中止や延期に追い込まれ、海外のプロスポーツリーグではシーズンの打ち切りを決定した国もある。
そうしたなか、かつて日本中に勇気を届けたスポーツの名場面を紐解き、その前にあった大きな逆境に迫る。
伝説の名場面の裏にあった出来事や想いとは
三浦選手の神様に選ばれた試合は2011年3月29日に行われた、東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ。
東日本大震災から18日後に開催されたチャリティーマッチで、日本代表とJリーグ選抜が対戦した。この試合で後半37分、三浦選手は当時44歳にしてゴールを決める。
番組では、当時の映像を見ながら三浦選手が「サッカー人生の中で最も“重い”ゴールとカズダンス」について語る。
田中投手の神様に選ばれた試合は2013年11月3日に行われた日本シリーズ第7戦。当時田中投手が所属していた楽天は、球団創設9年目にして初の日本一に王手をかけていた。
この年の田中投手はレギュラーシーズンで24勝0敗1セーブ、球史に残る大記録を達成し、ポストシーズンも無敗で日本シリーズに乗り込んだ。だが、前日の日本シリーズ第6戦で巨人打線に掴まり、ついに初黒星を喫する。
3勝3敗で迎えた翌日の第7戦。楽天リードで迎えた最終回のマウンドには、前日160球を投げた田中投手の姿があった。
エース連投で悲願の日本一。絵に描いたようなドラマの裏で何が起こっていたのか。
放送は5月3日、13時55分〜。テレビ朝日。
≪関連記事≫
田中将大「月日の経過とともに、発信し続けていくことの大切さを実感しています」 東日本大震災から9年
田中将大がオープン戦今季初登板 7年目のシーズンへ向け「やるべきことをやる」