オリックス・バファローズの金子千尋投手が6月14日にインスタグラムを更新して、正座で反省する近藤大亮投手の写真を公開した。
この日行われた試合に4番手で登板し最終回を抑えた近藤投手だが、ナイスピッチングに興奮してか、ウイニングボールを観客席に投げ入れるミスを犯していた。
先発して今季3勝目を手に入れた金子投手は、「#今日はナイスピッチングで #最後を締めてくれました!」と近藤投手の好投を称えたが、ボールを投げてしまった本人は反省しきり。
「#僕はそんなに気にして無かったんですが….. #その後すぐに気付いたらしく #投げてしまった罪悪感が半端なく #ナイスピッチングで試合を締めた直後に #この姿勢でこの表情!」
正座で手はヒザの上に置き、目と口を硬く引き結ぶ近藤投手の表情に、「たいすけファイト!!」「微笑ましく読ませてもらってました」「高々と投げてた!」「写真から「やっちゃった」感が伝わってきます」「恒例のウイニングボールの写真…あれ!!?と思えば近藤さぁぁぁん(笑)」などのコメントが寄せられている。
米国で活躍する平野佳寿に「うちのヨシヒサ」
近藤投手がウイニングボールを投げ入れてしまった原因に、金子投手は「#去年の平野くんを意識してなのか」と昨季までオリックスの抑えを務めた、平野佳寿投手の存在を挙げている。
平野投手は2017年5月の試合で、黒木優太投手のプロ初勝利ボールをスタンドに投げ入れ、黒木投手を大いに慌てさせた。実際は本物のボールをグラブの中に隠し、持っていた別のボールを投げる隠し球だったのだが、このとき平野投手に偽投用のボールを手渡したのが近くにいた金子投手だと言われている。
平野投手は米国のアリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍し、今季からメジャーリーグでプレーしているが、同世代で仲が良かった元チームメイトのことを金子投手はいまでも気にかけている。
ツイッターでは平野投手の活躍を取り上げる記事や、ダイヤモンドバックス公式のツイートを「うちのヨシヒサ」とシェアしていた。
うちのヨシヒサ( ͡° ͜ʖ ͡°)∫∫ https://t.co/abiPN13DS9
— 金子千尋 (@kanekochihiro) June 15, 2018