エムバペ(ムバッペ)はメッシ、クリロナとの世代交代を果たせるか

(c)Getty Images

FIFAロシア・ワールドカップ(W杯)でニューヒーローが誕生した。6月30日に行われたフランス対アルゼンチン戦で、フランスのキリアン・エムバペ選手が2ゴールを決めて4ー3の勝利に貢献したのだ。

アルゼンチンはラウンド16で姿を消し、リオネル・メッシ選手の4度目のW杯が終わった。

2ゴールの活躍でアルゼンチンを撃破

2016ー17シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で大活躍し、一躍スター候補生の座に駆け上がったエムバペ選手は、パリ・サンジェルマンに移籍した翌シーズンも活躍を続けチームにタイトルをもたらした。

今大会では19歳ながらエースナンバーの10番を背負い、1998年以来の優勝を目指すチームの一員として参加している。

アルゼンチンとの試合では前半の早い時間帯に快足を飛ばし、自陣からのカウンターで一気に相手エリア内に侵入すると、後ろから倒されてPKを獲得した。これをアントワーヌ・グリーズマン選手が決めて、フランスが幸先よく先制する。

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一時はアルゼンチンに勝ち越しを許すが追いつき、2ー2の同点で迎えた後半19分にはこぼれ玉を拾ったエムバペ選手が勝ち越し点を奪う。

さらに4分後には華麗なパスワークから最後のフィニッシュ役を務め決勝点を挙げた。

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「憧れだった」ロナウドが去った大会で世代交代を

フランス対アルゼンチンが行われたのと同じ日に、別会場ではウルグアイ対ポルトガルが行われ、ウルグアイが2ー1で勝利を収めた。

ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド選手を中心にゴールを狙ったが、ウルグアイはディエゴ・ゴディン選手とホセ・マリア・ヒメネス選手のセンターバックが鉄壁だった。アトレティコ・マドリードでもコンビを組む2人は、ロナウド選手に全く仕事をさせなかった。

クリスティアーノ・ロナウド選手 -グループリーグ イラン戦時(c)Getty Images

メッシ選手とロナウド選手。サッカー界の2トップが同じ日にW杯を去った。

入れ替わるようにして現れたエムバペ選手は、彼らの活躍を少年時代から尊敬と憧れの気持ちで見ていた世代で、幼いころのアイドルはロナウド選手だったと語っている。

13歳のときにはレアル・マドリードの練習に参加してロナウド選手とも写真を撮っており、当時過ごしていた部屋は壁に何枚もロナウド選手のポスターが貼られていた。

最近10年間のサッカー界を支配してきた2人が無冠に終わった大会で、新世代のスターに躍り出たエムバペ選手がタイトルを獲得し、世代交代を果たせるか今後も注目される。

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