日本のスポーツ界は年始の1週間が終わってしまうと、やや閑散期になり、どうにもニュースが少ないという弱点があります。ヨーロッパではサッカーの盛り上がりは大したもので、アメリカでもNFL、NHL、NBAとプレーオフで熱くなる季節。もちろん日本でも各種競技は待ったなしの大会も抱えるものの、日本社会がスポーツイベントに対し成熟していない……というのが現状。日本におけるスポーツのステータス向上のため、SPREAD編集部は日夜ねじり鉢巻で精進しちょります。
そんな戯言はさておき、先週のランキング!
目次
- 1 第10位 田中将大大車輪で、楽天イーグルスが日本一
- 2 第9位 米スポーツ専門サイトが予測する 次の日本人メジャーリーガー
- 3 第8位 武尊が3月28日に武道館で復帰戦
- 4 第7位 プロ野球セパ交流戦の日程発表
- 5 第6位 競馬の東海S、AJCCにおける「穴騎手」予想
- 6 第5位 総合格闘技UFCにおいてマクレガーの敗因となったカーフキックについて
- 7 第4位 川崎記念で脚光を浴びた「大井の帝王」オメガパフューム
- 8 第3位 プロ野球、巨人の新助っ人スモークの活躍を予想
- 9 第2位 大問題となっている東京五輪開催 無観客であれば可能なのか
- 10 第1位 競馬、世界ランキングにアーモンドアイ、コントレイルがTOP10入り
第10位 田中将大大車輪で、楽天イーグルスが日本一
田中将大投手が楽天へ、日本球界へ復帰。それに合わせ、2013年に楽天イーグルスが日本一に輝いた際に、たまさぶろさんがYahoo!ニュースに寄稿したコラムを転載。ほんのにぎやかしか……と思われたが、楽天ファンを中心にニーズをあつめ、過去記事がランキングに滑り込んだ。
第9位 米スポーツ専門サイトが予測する 次の日本人メジャーリーガー
日本に復帰する田中将大投手もあれば、これからメジャーを目指す選手もいる。田中、菅野智之の騒動により、まったく脚光を浴びないものの、元日本ハムの有原航平投手は今シーズンよりテキサス・レンジャーズに移籍、どんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。
それと同時に、アメリカから観た日本人選手の評価をSPREADの提携サイト「RotoWire」から転載。このシリーズも密かに人気ゆえ、今後も逐次掲載を計画している。お楽しみに。
第8位 武尊が3月28日に武道館で復帰戦
新型コロナウイルスの影響により各種スポーツの開催スケジュールが大幅に変更される中、各種格闘技もその例に漏れない。怪我から復帰する武尊の次の対戦が決まったニュースが8位にランク。武尊にかかる期待の大きさがわかる。
第7位 プロ野球セパ交流戦の日程発表
こちらもまた昨年は、新型コロナの影響にキャンセルされたプロ野球のセパ交流戦について。コロナ終息にはほど遠いものの、交流戦は2年ぶりに開催の決定がなされ、その日程が発表されたニュース。先々のスケジュールについては、こうした極めてシンプルなニュースでも、SPREAD上でニーズがあるとわかる。そもそも「球春」を無事迎えることはできるのか……。
第6位 競馬の東海S、AJCCにおける「穴騎手」予想
競馬予想に「穴馬」という言葉があるのは知っていたが「穴騎手」という単語を知るようになったのは、当コラムのおかげだろう。昨年はまさにルメール一強の様相を帯びていたものの、今年の競馬界は誰を中心に進んで行くのか興味深い。騎手を軸に競馬を捉える伊藤大輔さんならではの視点で、お送りする。
第5位 総合格闘技UFCにおいてマクレガーの敗因となったカーフキックについて
日本時間24日に行われた総合格闘技UFCライト級マッチでは、有利と思われていたコナー・マクレガーがダスティン・ポイエーと相対しTKOで敗れるという波乱が見られた。この際、ポイエーが効果的に繰り出した「カーフキック」が、現在格闘技界では脚光を浴びている。対カーフキック議論なども巻き起こる中、果たしてこの戦術への対抗策はあるのか……。
第4位 川崎記念で脚光を浴びた「大井の帝王」オメガパフューム
1月は「GI」レースが開催されないという競馬にとっても閑散期……と侮っていたところ、競馬予想については、どんなレースにおいても一定の読者が集まる。そんな傾向が反映され、川崎記念予想が第4位。こちらはわれらがSPREAD編集長・山田剛による予想コラムとなっているが、当たったのかどうかは、誰も編集部内で取り上げることのない謎となっている。そろそろ雑誌『UMAJIN』の元編集長としても真価が問われると考えるのだが、果たして……。
第3位 プロ野球、巨人の新助っ人スモークの活躍を予想
長らく日本のスポーツは「見る」「する」「支える」で成り立つと言われてきた。どのスポーツをとってもこの3つの柱によりビジネスが構築されている。SPREADはそれに「予想する」という新機軸を投入しようと精進中。この記事がその一例だ。マリナーズ、レンジャーズなどで活躍し今年、巨人でプレーするジャスティン・スモークのメジャーでの成績を振り返り、日本ではどの程度の活躍が見込まれるのか予想した。さて、SPREAD編集部の予見はいかに。
第2位 大問題となっている東京五輪開催 無観客であれば可能なのか
新型コロナウイルス蔓延に対し、政府の無策により年明けから日本国内でも感染爆発、そんな最中、今夏に延期された東京五輪開催についても世論の80%が中止もしくは延期と、またも実施が危ぶまれる窮地に立たされる。一方で、プロ野球や甲子園、Jリーグなど人気スポーツの開催への反対論が聞かれない状況において、五輪開催が忌み嫌われる理由に踏み込んだ記事が2位。人生を賭して東京五輪に挑んできたアスリートたちの努力は、すべて水の泡と消えるのか。興味深い。
第1位 競馬、世界ランキングにアーモンドアイ、コントレイルがTOP10入り
国際競馬統括機関連盟(IFHA)が時計のロンジンととも「2020年ロンジンワールドレーシングアワード」が26日に発表され、アーモンドアイとコントレイルがTOP10入りを果たした。また総合ランキングには日本馬が36頭ランクイン。日本馬が世界でも注目を浴びている事実がつまびらかになった。
この記事が先週の1位。今年は、このアワードでも1位に輝くような日本馬の活躍を期待すつつ、今週のレポートとする。今週の各種記事もお楽しみのほどを。
文・SPREAD編集部