浦和レッズの長澤和輝選手が7月7日にツイッターを更新して、ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝でブラジルを破ったベルギー代表の強さに驚いていた。
2016年9月のスペイン戦を最後に無敗が続くベルギーは、この試合でも鋭いカウンターで決勝点を奪った。
日本も沈んだベルギーのカウンター
立ち上がりはブラジルにもチャンスがあった。しかし、チアゴ・シウヴァ選手のシュートはポストを叩き、パウリーニョ選手が絶好機を逃すと流れはベルギーに傾く。
前半13分にヴァンサン・コンパニ選手がCKの軌道を変えると、ボールはフェルナンジーニョ選手の腕に当たってオウンゴール。ベルギーが先制した。
さらに同31分にはブラジルのCKからこぼれ球をロメル・ルカク選手が拾い、ベルギーは日本戦でも見せたカウンターが発動する。
ルカク選手が高い位置まで力強く持ち上がり、右から上がっていたケヴィン・デ・ブライネ選手にパスを通す。
デ・ブライネ選手はエリアの外から狙い澄ました右足一閃。低い弾道でゴール隅に強烈なシュートを突き刺した。
ブラジルも後半31分にレナト・アウグスト選手のゴールで1点を返し攻勢に出るが、守護神ティボー・クルトワ選手がカナリア軍団の前に立ちはだかる。
最後にネイマール選手が放ったシュートも弧を描きながら枠内へ飛んでいたが、クルトワ選手が右手一本で弾き出した。
プロも脱帽するベルギーの攻撃力
この試合を見ていた長澤選手もタレント軍団ベルギーの攻撃力に脱帽する。
「ルカクとアザールが両サイドに張ってデブルイネ真ん中にいてカウンターされたらどうやって守ればいいんだ…」
ルカクとアザールが両サイドに張ってデブルイネ真ん中にいてカウンターされたらどうやって守ればいいんだ…#ワールドカップ #ロシアW杯#ベルギー #ブラジル
— 長澤和輝 (@nagasaman1216) July 6, 2018
日本代表としてラウンド16でベルギーと対戦した長友佑都選手も「ベルギー強すぎる」とツイッターを更新し、「俺らこんな怪物たちに真っ向勝負挑んでたんか。。ベルギーに優勝してほしい」と激闘を演じたライバルたちにエールを送った。
ベルギー強すぎる。
俺らこんな怪物たちに真っ向勝負挑んでたんか。。
ベルギーに優勝してほしい。— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) July 6, 2018
1986年大会以来2度目のベスト4に進出したベルギー。初優勝まで無敗記録を伸ばせるか。
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